「Φなる・あぷろーち[ファイナルアプローチ](TVアニメ動画)」

総合得点
60.1
感想・評価
156
棚に入れた
1052
ランキング
6013
★★★★☆ 3.2 (156)
物語
3.1
作画
3.2
声優
3.4
音楽
3.1
キャラ
3.4

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ネタバレ

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

黒服集団

「W〜ウィッシュ〜」と一緒にやってたアニメです、1話15分
原作はプリンセスソフトのエロゲ
原画が西又葵女史であり、アニメではなかなか忠実に再現してあります


若干コメディ色が強いですが(頻繁にSD化する)、許嫁との恋愛をメインに描いたアニメです
出てくる女性キャラが皆、無条件に主人公に好意を寄せるというのはよくありますが、許嫁はその究極でしょうな
まぁ私的には許婚設定ってくすぐりは微妙ですが

テンポも良く、絵も割に綺麗、短いながらまとめ方が上手く、完成度は高いのですが
メインヒロインであり許嫁:益田西守歌が好きになれませんでした
終盤での取ってつけたような理由付けを加味しても
あの主人公への執着心というか愛念は度が過ぎてます
しかも、あまりに自分勝手で非常識、配慮に欠く言動が連なって、最早鬱陶しくなってました
他方、主人公:水原涼は、最終的には懐柔されたものの、
序盤の常に引き離して邪険に扱うスタンスは評価できます
馬鹿女とか腹黒女とか鉄面皮とか散々言ってますからね
6話の、西守歌のストーカー行為に対する怒りは妥当性を帯びてますが、涼の真剣なキレ方は逆に笑いを誘います
また7話の、喧嘩が尾を引き、傘も差さず雪道を歩く西守歌は不憫とは思いながら、当然の報いという悪魔的な喜びも禁じ得なかったのもまた事実
しかし、諸行無常、愛着でも沸いたのでしょうか
見ているうちに、そこまで憎めるキャラでもなくなってきて、最終回では涼が西守歌を取り戻しに学校へ行くシーンに泣いてしまいました

まぁなんといいますか、アニメの展開より自分の心の移ろいやすさに驚いた始末というのは内緒です

野川さくらさんがヒロイン役です、にゃっほ~
岸尾だいすけさんが主人公役です、音夢と杉並~
皆口裕子さんや田村ゆかりさんなど軌道の読めないキャスチングですが合ってたと思います

OPの「君色パレット/野川さくら」はお気に入りです
映像もよく動いて飽きませんし
エロゲ原作のアニメの主題歌って結構良曲が揃ってますよね

主人公の妹、水原明鐘はガチですね
私は水色髪のキャラに目がないので、貪るように見つめてましたw
ガクッ・・・ハラリハラリ・・・


そう目立つアニメではないですが
許嫁にピンッときたら「φなるあぷろーち」

投稿 : 2011/01/17
閲覧 : 1321
サンキュー:

2

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