退会済のユーザー さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
主人公、誤解されやすいね
一人ぼっちが最高と自負する比企谷が雪ノ下雪乃が所属する「奉仕部」に所属することからストーリは始まっていきます。
比企谷自身の発するセリフがかなり辛辣で周囲から誤解を受けやすく批難を浴びやすいんですが、問題を解決していこうとする姿勢は観ていて「おおっ」と思わせるものがあります。たとえ自分が傷つこうとも。
まあ、問題解決の方法も周囲の考えるナナメ下な考え方ですが。
こんな主人公、比企谷の考え方、スタンスが良いとは言いませんがちょっと格好良くも見えてしまうんですね。
一番の見所といえば、やはり文化祭の話でしょう。
結局この話でも比企谷一人が悪く見られているが、事情を知っている一部の人達からも「それ以上は言い過ぎだ」という止めに入るシーンが何とも視聴している側にもやるせなさを与えてくれました。
本当に責められるべき人はどっちなんだと。
やる気のない主人公のストーリーを延々と視聴させられるのかと思っていましたが、意外と見どころのあるシーンが有って予想以上に楽しめました。