退会済のユーザー さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
悟り系男子 <追記>
本作の面白さは細かく見ていくと色々浮かびますが、間違っていることを間違っていないことにする、痛快さだと感じる。
「間違っていること」というのはいわゆる、世間体では間違っているけど、
ヒッキーの脳内では「間違っていない!」「もっと合理的な手段」があること(ぼっち脳)
ゆきのんも含め彼らは賢いんだと思う。世間体のお決まり文言にはまず疑ってかかるだろうし、
だからこそ、合理的に物事を運ぶ為に、世間にはないぼっち脳で独自の正解にたどり着く。その考えにいたるまでに、彼らは世間に痛い目を見てきて物事を多角的に観るようになったのでしょう。コミュニケーションの範疇に含まれる事(会話、笑顔、空気を読むなど)に脳を使わず、独自のぼっち思考に脳を使っている。常識やハウツーなんかを理解した上で、情報の自己選択をしていると思う。
本作の中で解決した話
・相手に気に入られたいための手作りなら、上手い下手はあまり重要ではない。
・楽しく過ごしたいための友達作りなら無理にすることない。
・批評を求める相手にはお世辞抜きに徹底的に。
・問題の『解決』が無理なら『解消する』というウルトラCを仕掛ける。
・成長したいための委員長なら、本人が頑張ってなくても成長させる。
という解決法。多分解決と言えば万事オーケーなやり方を連想するはずが、こやつらは違う。
ここら辺の憎たらしさと痛快さは面白かった。彼らは普通に見ればぼっちなんだけど、自分らは誇り高き孤高なんでしょうねw
よく芸能人や芸人、アーティストに昔はぼっちだったって言う人がいますが、その人達の中で、ひっきーみたいなキャラにだった人は多いし、自著伝とか読んでても該当する人もしばしばwぼっちのニュータイプみたいな感じでしょうか。辛酸を舐めて苦労した上で身に着けた特殊アビリティーのような。ひっきーは解決するのをゲーム感覚のように楽しんでるように見えます。
ゆきのんとゆいとの関係も、間違っていながらも、間違い続ける俺、独自の正解にたどり着きたいのかもしれません。
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とりあえず追記
・勝てるところで勝負する戦法(ビジネスにも通じる)
・ぼっち系でも草食男子でもなくて悟り系男子
・勇者のくせになまいきだ(ゲーム)
・今まで繋がりにトラウマを抱いてきた自分は、つながりなんか求めてないけど、同じ類(雪ノ下、由比ガ浜となら、(悟り系に近い)
人となら繋がりを持てるかもしれない希望orそんな人との繋がりも持てない経験を得たい(間違えたい)
こんな感じでしょうかwいずれ何か書きますw
2期の絵柄が変わってるのが怖いですw