gkc さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
11話で終了しますが、ちょうどいいかなと思います。
探偵さんのお話なので、謎解きですね。
主人公の探偵とその助手が中心人物ですが、それ以外の登場人物も大事な役割があり、存在感があります。
特に、「会長」と呼ばれている人物は最初から最後まで、重要人物で出ずっぱりです。
お話は前半はすごい勢いで問題を推理して解決していきます。
「助手」さんが謎めいた存在で、謎めいた力があってそれが事件解決に大きな力になります。
主人公も出来る人なんですが、そこに助手さんの力が加わり
笑ってしまうほど強引にどんな問題も即解決!
斜めに見なければ面白いです。
中盤以降、壊れない程度にSF色が増えてきます。
終盤は展開の速さも良かったですし、謎解きらしくなり引き込まれます。
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重要な役を担っている、「会長さん」、
限りなくクロに近いグレーというより、
クロだと思うんですが、国の役人である若い女性とのやりとりが常に出てきます。
事件等の処理の仕方なんですが、それが密室的で非常にクロイやり取りの内容ではあるんですが、ところが「世の中の為だからこれでいいでしょう?今回はこうしておきましょう♪」
「それはダメでしょう、ショックです!」と言いたくなるような事柄が爽やかに決定されて、「そうですね、OKです♪」
みたいな感じで国の役人が呼応していた所が、
純粋な子供心が打ち砕かれたかの様にショックで少し驚きました。
しかし実社会でもこんな真実、事実を曲げてる人たちっているんでしょうね。