ローズ さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
え~っと・あ・財布(を忘れて愉快なサザエさん……)
現れるだけで空間震という大災害を引き起こす存在である謎の多い精霊。
精霊を排除する方法は、戦って相手を倒すか相手の好感度を上げて無害化する2つがある。
五河士道(いつか しどう)は、精霊を無害化するために精霊とデートをして相手をデレさせる事となる。
精霊の心を攻略する事と精霊の攻撃力を考えると、作品のイメージとしては『神のみぞ知るセカイ』と『これはゾンビですか?』を合わせた感じがします。
あくまでも個人的な解釈です。
精霊に対しては、士道の力を使って精霊を無力化しようとして五河琴里(いつか ことり・士道の妹)が司令官を務めている組織と
色々な兵器を使って精霊を倒そうとしている士道と同級生の鳶一折紙(とびいち おりがみ)の所属している自衛隊組織の一部であるASTがあります。
方法に隔たりはありますが、対精霊ということでは一致しています。
両方の組織で情報を融通して精霊に対処するのが一番賢明な方法だと思うのですが、これは触れてはいけない箇所なのかな^^;
作品はフィクションですから、あまり気にしない方が良いように思います。
登場する女性キャラの士道に対するアプローチの仕方で各々の個性が分かります。
視聴者を士道に感情移入させてハーレム状態の中から好きなキャラを選ばせる事によって、視聴者を作中にのめり込ませる方法でしょう。
・明るく天真爛漫の夜刀神十香(やとがみ とおか)
・冷静沈着な性格で一途な鳶一折紙(とびいち おりがみ)
・士道の妹で いつも士道に対して厳しい言葉を使いながら本心では愛情を持っている五河琴里(いつか ことり)
・パペット(人形)がいないと物静かでおとなしい性格に変わってしまう四糸乃(よしの)
見事にキャラの個性がバラバラです。
男性目線中心の作品であることは否定できないです。
猟奇的な精霊・時崎狂三(ときさき くるみ)よりも折紙の変質者ぶりのほうが気になっているのですが……^^;
琴里の部下である神無月恭平(かんなづき きょうへい)はサブキャラ扱いですが、かなりの変態です。
折紙VS恭平という変態対決は……無いかなw
精霊の存在意義や士道にしかできない精霊を普通の人間と同じようにさせることができる能力など、説明不足な点は多々あります。
しかし、このような作品では「何でやねん」という画面を観ながらツッコミを入れていく姿勢よりも
バカバカしくはありますが単純に楽しみながらの考えの方が良いと思います。
話の設定を解説しながらストーリーを展開させるような内容ではないですね。
士道のキスによって精霊の力を抑える事ができるようになっています。
学生や若者向けのラブコメ作品なので、キスという行為が一番分かりやすいのでしょう。
キス以上の事をしたら……考えない方がいいのかな^^;
OP曲
「デート・ア・ライブ」
歌 sweet ARMS(野水伊織・富樫美鈴・佐土原かおり・味里)
OP曲でバイオリンの音色を使っていますが、バイオリン特有のビブラートが感じられません。
おそらく、バイオリンの音をキーボードに取り込んで弾いているのでしょう。
曲の盛り上げ方や展開などは上手です。
ED曲は話数によって変わります。
EDアニメーションは走る姿の繰り返しやキャラの静止画入れ替わりなど、かなり手を抜いているように思います。
改良の余地はありそうです。
話の途中にでてくる牧歌的な挿入曲が一番気になるのですが^^
精霊は強力な力を持っています。
日本が誇れる対精霊の人類最強兵器は{netabare}石○純一さん{/netabare}だと思うのは自分だけでしょうかw
(特定の人物をイメージした名前というだけなので、個人を特定している訳ではありません)
早くも2期目の制作が決定しています。
ラブコメだけでなくバトル要素もある作品なので、一般受けがいいのかな。
本作品を楽しんで2期目を楽しみにしてくれないと……{netabare}「マジ引くわ~」という事なんでしょうねw{/netabare}