TEE-PURPLE さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
さくら荘という素晴らしい場所で出会い、青春を謳歌する!熱いよ!
電撃文庫によるライトノベルが原作。登場人物は実際の鉄道駅名を使ってある。
_ストーリー_
問題児ばかりを集めた学生寮「さくら荘」。平凡な普通科2年生の神田空太は、変人たちに囲まれた生活に嫌気がさし、「脱、さくら荘!」を掲げていた。
さくら荘の監視要員である美術教師・千石千尋に呼び出された空太は、5歳くらいの少女が写った写真を差し出され、駅に迎えに行くようにと言われる。駅に着くと、そこには、どう見ても同い年くらいの、まっしろな少女が一人ベンチに座っていた――。
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とても熱い青春の学園ラブコメです。色んなラブコメがありますが、私の中ではトップクラスの作品です。ただ熱いだけでなく、感情移入しやすい感じがします。目頭がジワジワくる感じです~ いろんな心境になります。
ギャグなども挟んでいるのでシリアス展開とギャグ展開の切り替えで尚面白い構成になっていると思います。
いつもそばにいると気づかないが、ふと問題に当たってしまうと違う視点で見てしまう…行動してしまう…違う感情に「出会って」しまう…。
そんな雰囲気を感じてしまう作品だと思います。
ましろが成長していくのと、並行して面白くなっていきます~。
☆感想{netabare}
学園ラブコメというジャンルだと間違いなく最高でした!最初は萌思考ハーレムかと思っていましたが、全然違いました。この作品に出会って良かった♪ 更にアニメが好きになりました。
この作品の特徴は、「ひとつの問題だけでは解決しない」ところだと思います。ましろ&七海&空太、美咲&仁、リタ&龍之介_といった組み合わせですが24話という長い中でしっかりやることで、安っぽい話にならなくてしっかり視聴者の興味をグーっと掴む感じでした。もちろんシナリオがいいからだとも思いますが…。シナリオがダメだとグダグダを引き伸ばしただけでただの退屈な話になっちゃうので…。
そういうとこは難しい所ですよね。
12話の文化祭までは、それぞれのキャラたちのエピソードに触れて、「団結…まだ仲間といったところ」して文化祭に望んで皆それぞれの想いが爆発!
といったことで盛り上がりつつ終焉。
文化祭以降はその想いの解決といった話でいいバランスでした。結果的に七海が報われていない気がしますがそれはそれで…。私は一番応援していました。
いいシーンばっかりでしたが一番好きなところは、空太と仁が殴りあいながらぶつかる所ですね。ものすごく熱い!男同士の青春はこうなくちゃっ!一緒に拳を握って見守っていました。二人の思うことがすごく伝わってきて何度もそのシーンを見返してました。
リタと龍之介の関係もニヤリといった感じで良かったです。あの二人が一番お似合いな気がします♪いつまでもお幸せに~♪
さくら荘の取り壊し→解決→新しい風が入ってきたことによりいい終わり方だと思います。これで話が終わってもいいですし、続きをやっても大丈夫なスッキリ感。
あとOP/EDがものすごく良かった♪作中に合ってました。
{/netabare}