PeachFly さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
近未来を物語る壮絶なギャグドラマ
知人より勧められて観てみましたが…^^; まぁ、この手のアニメもありかな…といったシリアスな中にギャグ満載のアニメでした。
近い将来を物語る上で、あり得なくはない設定と、やはり老人介護は人間の手で行うのが一番、と感じさせる1作品でした。
{netabare}
物語は、一人の寝たきりのおじいさんに全自動の介護ベッドをテストするところから始まり、事もあろうに介護のためにこのおじいさんはベッドに合わせてサイボーグ化されてしまいます。 サイボーグ化されたおじいさんは、付帯電子頭脳を駆使し、周辺のいろいろな動くものを呼び寄せベットに合体させ、高機能機動スーツと化していきます。 そして、今は無きおばあさんと一緒に行ったという海岸を目指して爆走します。 おじいさんを捕らえようとする政府の高官、それに負けじと海を目指すおじいさん、かつてのおじいさんのヘルパーで、おじいさんを何とか助けようとするハルコとその友人達。 この3者の三つ巴状態で話はヒートアップしていきます。
作品自体は80分程で、メカニックデザインと、キャラクターデザインは大友克洋と江口寿史 氏が担当し、なかなか気合の入った作品でした。
全体の感想としては、ハチャメチャのギャグアニメではありますが、将来の老人介護を皮肉った場面も多々あり、一本芯の通った単なるギャグアニメを超えた作品と思います。
{/netabare}
でも、やっぱり、この手のアニメはちょっとニガテなので、一度観ればいいかな^^;。
<<PeachFlyの「また観るかな~」判定>> : 1
0:途中で挫折、
1:もう観ない、
2:もしかしたらもう1回くらい観るかも、
3:たぶんもう1回は観るかな、
4:もう2~3回は観るつもり、
5:ベスト10に入る逸品!。きっとこの後何回も観ることでしょう^^