EJ さんの感想・評価
3.3
物語 : 4.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
天守物語が・・・
四谷怪談
鶴屋南北の歌舞伎がベース。
キャラデザ天野喜孝と言うアニメを久しぶりに見た。
ほぼ歌舞伎のものに沿っていて、{netabare}最後に現代に至るまで作品としたものにお岩の祟りが振りかかるということで占めている。見ているものが望んで作品自体を祟りにしている{/netabare}という解釈がオモシロイと思った。
天守物語
泉鏡花。
ちゃんと読んだこと無いからあれだけど、既に冒頭から原作レイプ状態な気がする。
釣り糸をたれて秋草を釣る描写とか、「一村雨颯とかかったから、歌も読まずに蓑を借りて、案山子の笠をさして来ました。」とか、そう言う美しい情景の描写が全然無い
ヽ(`Д´)ノ
ということで四谷怪談は面白かったけど、天守物語始まった一話目で「なんだこれ?」ってなってあとは見ていない。
追記
他の方のレビュー見て、化猫は見とかないといかんなと思った。見よう。
借りてきて見てみた。
化猫だから鍋島かと思ったけど違った。知らない話。
{netabare}もー御札とかジャンジャンバリバリだし、どこの超能力大決戦だってーの。そんな話知らねぇ。
真相についての感想は「なんとなく子供にみせたらだめだろうなー」と、そこはかとなく思ったくらい。
薬師の役どころが結局のところ現在のお巡りと一緒でがっかり。(事が起きてからの対処)
事が起きる前に対処できないのはもどかしい!{/netabare}
追記:
でも、ひじょーに面白かったと思ったことを書き忘れていた。付け加えておく。
音楽・演出など、今までの怪奇譚モノとはちょっと一線を画した出来。
ごく個人的にはちょっとポップすぎる気はするけれど、これはいいものだと思う。