gkc さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
硬派な女性たちのお話!
想像以上にシリアスな内容で最後まで結構楽しめました。
見終わってから時間経っていますので、ぼんやりしています。
間違っていたら、すいません。
僕の感想の表現よりもっといい作品なのでご安心ください。
特殊な能力を持った女性集団で怪物を退治する組織、及びその女性達自身をクレイモアと呼んでいます。
そのクレイモアの中で、組織の目的というよりむしろ、個人的な目的、使命を背負ってクレイモアになった女性が主人公で、
クレアさんといいます。
物語の中心はこのクレイモアなる女性達ですが、彼女たちが非常に凛として、硬派なイメージが印象に深いです。
あたかも軍隊のように統率され戦闘シーンなんかも見応え充分です。
特に同門同士の戦闘がしばしば出てくると思いますが、そちらは迫力を感じました。
そうですね、クレイモア同士のライバル意識とか泥臭いやりとり、しかし、友情が深まっていく感じもいいところですね。
戦士の友情ですから、時に自分がなんらかの犠牲になるという事も有り得ます。
その時の感情の表現等もなかなかのものでした。
でもベタつかず彼女たちは、あくまでも凛としてまたそれぞれの道を行くみたいな・・・硬派なんですねー。
で、思い出すのが、この主人公が幼い時に出会って、クレイモアになるきっかけとなる、当時最強の様にうたわれていた、先輩クレイモアがいます。
その回想していくところ、出会いから別れ、そしてその先輩クレイモアの事を胸に秘めていく・・・
その当たりも人間の想いの重さなんかを感じる事が出来ました。
このあたりが主人公のクレアさんのクレイモアとしての目的にも絡んでくるようです。
にしても、寡黙でストイックな主人公であり、その他の女性達だなという印象が強いのですが、同時にそんな彼女たちだからこそ、少しの事で実は心の中には、しっかりとした人に対しての優しさなんかが伝わっても来る作品でした。