・リオ・ さんの感想・評価
2.6
物語 : 1.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 1.0
状態:観終わった
何もしない主人公
前半はそれなりに楽しんで見れました。
前半は推理が中心で、後半になっていくにつれて久城とヴィクトリカの二人の話になっていくのですが・・・
主人公がひどい・・・
他アニメでも「ヘタレ」だとか「優柔不断」だとかいわれる主人公は多いですが、この作品の主人公は「空気」です
前半はいわゆる「ワトソン役」なのかと思えましたが、後半になっていくとその役割すら放棄します
さらに「ヴィクトリカの事を守る!!」「友達だから!」とか散々ほざきながら、幻覚ガスが噴霧する中で彼女を放置して行った時は本気で「頭おかしいのか?」と思いました
どんな時でも、全く頭を働かせる気がないとしか見えません
目の前の事しか見えず、後先を全く考えない
この行動が勇気の産物で、猪突猛進とかなら救いようがありますが、この主人公は違います。ただ頭が悪いのです。
ヴィクトリカが連れて行かれても、全く必死さを感じないし、何がしたいんだろうという感じです
困ったら「ヴィクトリカ~!!」と叫ぶだけ
お前はのび太くんかww
ここまで何も出来ない主人公もなかなかいません
勇気もない、行動力もない・・・
後半になればなるほど久城が嫌いになります。一応これでも、日本人の秀才らしいですが・・・
物語の中盤で、ヴィクトリカと久城の運命が占われるのですが、そんな不吉な占いなんて何のその
ただ不安がってるだけ。何もしません。
後半部は、そんな主人公にイライラしっぱなしでした