。mine。 さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
哲学・心理学を取り込んだSF作品。+゜
。・*゜・*。概要。・*゜・*。
原作はマングローブ。(映像作品の企画・制作会社)
全23話。
「サムライ・チャンプルー」
「Ergo Proxy」
「ミツコとハッチン」
マングローブのオリジナル3部作として展開された作品。
舞台は、先史文明崩壊後の人とロボットが共存する世界。
完全管理統制され“感情を必要としない楽園”
ドームシティ「ロムド」。
そんな楽園都市で起きた謎の殺人事件を追う市民情報局の
若き女性キャリア、リル・メイヤー。
彼女の周囲に現れる「awakening(目覚め)」という謎のメッセージ。
リルは突如現れた異形の怪人の襲撃に遭う。
彼女を襲ったモンスターは何者なのか…。
存在理由、世界の秘密、心が突き動かす衝動…。
リルを中心として繰り広げられる様々な人間模様は、
やがてプラクシーという存在が内包する秘密を織り交ぜながら、
想像を絶する真実を解き明かしてゆく。
。・*゜・*。感想。・*゜・*。
ジワジワと引き込まれていく作品でした。
オリジナル3部作の中で、1番哲学的です。
バトルよりも哲学・心理学的側面を強く描いてて、
難解な部分も多々あります。
好みは、かなりハッキリ分かれてしまうので
途中で脱落しちゃう人も多そう。
個人的には、リルの唇がSEXYだったことと
終着点がどんな風になるのかが気になって観てしまいました。
後味スッキリな作品ではないですが、色々考えるところも多い
奥の深い作品だったと思います。