ﾌﾙﾀﾆｨ さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態：観終わった
さやかが印象的でした
物語の背景や深い意味は様々な解釈が有り、自分には難しいかなぁと思い考える事を止めましたが、純粋に面白かったです。
「魔法少女」という柔らかいジャンルで感情の黒い部分を表現したり、救いようの無い事が起きたりと最初、想像していた物とは180°違っていました。
さやかの魔女化には恭介の想いを寄せられているアニメの男性キャラ特有の鈍感さに本気で憤りを感じましたし、横取りした様な形の仁美にまるで自分の想いの人が取られたような怒りが湧き、さやか本人の作中での感情が生々しく伝わってきました
しかし、さやかの状況は二人には理解できず伝える事もできないもどかしさ、伝えられず放課後を迎えてしまう焦り、知られることも無く交際が始まり、さらに追い詰められて、魔女化。
臨場感がある、というか何と言うか自分の今の語彙では表現できないほどの何かを感じる作品でした。
音楽や背景も物語の雰囲気とマッチしていて不自然ながらも違和感が無い、という感じでした。
op、edは両極的でopは「魔法少女」edは「魔女」を連想させる様な感じでしたがどこか通ずるような点が有り、アニメの雰囲気や特徴をよく理解して選曲、作曲されているな、と思いました。
