. さんの感想・評価

4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

ひたぎ様に激しく蕩れでございます。

ひたぎ様、自転車の2人乗りは禁止でございます。今回に限り、見なかった事とさせていただきます。次からはお気を付け下さいませ。

ワタクシの様なニワカが今更語るなど、誠におこがましい事ではございますが、ワタクシ大変にこの作品が好きでございます。どのぐらい好きかと申しますと、視聴当時、1日の始まりはひたぎ様の「staple stable」を聴きながら始まり、そして終わりは「君の知らない物語」 で締めくくる...程でございました。(今現在は、1日のテーマ曲はまどマギの「コネクト」に変わっているのでございますが)

この作品の魅力はと申しますと、主人公の”あららぎこよみ”様と、5人のヒロインの皆様との絶妙な言葉のやりとり、掛け合いの妙に尽きるかと存じます。
普通のアニメ作品と異なり、大変会話シーンが多いのでございますが、これが全く苦になりません。っと言うよりも、むしろ会話だけで十分に楽しめてしまう。有名なパーソナリティーによる良質なラジオ番組を聴いているかの様な感覚でございます。これが原作をお書きになりました”西尾維新”様の世界、”西尾わーるど”と言う物でございましょうか。大変巧妙な言葉のキャッチボールに、思わず笑むが零れること疑いないかと存じます。

ヒロインの皆様も大変魅力的でございます。可愛いだけでなく、それぞれのヒロインの皆様は強い個性をお持ちでございます。どの方をお選びになられても、それはそれは愛おしいばかり・・・。

お話は15話構成となっておりますが、TVでは12話までの放送となったそうでございます。ですので、12話はTV版における最終回となっております。ワタクシですが、”ぶるーれい”なる光る円盤にて視聴させていただきました為、15話までしっかり視聴させていただく事が出来ました。大変ありがたい事でございます。尚、ぶるーれい版ではOP曲、ED曲がヒロインの皆様の登場回に合わせてある様でございます。粋な計らいでございますね・・・。

個人的感想を恐縮ではございますが、少しばかり述べさせていただきます。
物語冒頭のオパンツ丸見えシーンより始まると言う演出。実に哲学的でございました。そしてひたぎ様が階段上よりゆっくりと落ちてくるシーン。宮崎駿様もどっきりのシーンに、ワタクシ少々驚かされました。なんとも大胆な演出でございます。
5話の最終シーンでは胸がキュンと締め付けられました。女子という物、恋と言う物自体に少なからず恋をしているのでございます。ひたぎ様の心情、とても伝わってまいりました・・・。そして12話の最終シーンはとてもロマンチックで泣けました。何度見返しても良いほどに美しい。
この回のひたぎ様はとにかく”ひたむき”で”純粋”で”献身的”・・・。ひたすらに可愛く、そう・・・激しくひたぎ蕩れなシーンでございます。ワタクシもこの様なロマンチックな告白をしてみたい(されてみたい)のでございます。

ひたぎ様。貴方様からはツンデレの極意と言う物を学ばせていただきました。貴方様は大変お美しく、そしてそのツンデレにて”男心”をがっしりと捕まれた様でございます。ワタクシも貴方様をお手本とさせていただき、少々ツンデレについて修行いたしたいと存じます。


「勘違いしないでね！　別に私はあなたに気を許したわけではないのよ！」
そこの貴方！貴方に言っているんですからね！　ちゃ～んと聞く様～に！