杞冬@あずさ さんの感想・評価

4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

あと一粒の涙であと一言の勇気で願いが叶うその時が来るって　僕は信じてるから君も諦めないでいて　何度でもこの両手をあの空へ…

おおきく振りかぶっての第二期。
完全に続きものですので１期から先にご覧くださいませ。
これも何だかんだで見るのは二回目です。

今回は３試合（１試合はほぼカット）ありますが、
それに対し１クール。
そのため少し前回よりかは少し早めになっています。
だけど丁寧にやってくれているので問題はないと思います。
この内容を２クールでやってしまうと、
もっさりとしてしまうのだそうです。

まずOPに感動しました。
原作の表紙再現にびっくりしてしまいました。
各所で表紙再現が散りばめられています。
スタッフの方に愛されているんだなぁと感じました。

OPはGalileo Galileiの「夏空」
すごく爽やかで聴いていて気持ちよくなる歌です。
１期の時も思いましたが、
ほんとおおふりにぴったりな歌をチョイスしてきますね。

内容はもう言わずとも。
真っ直ぐにやるきることの大切さを知りました。
ただ真っ直ぐに勝ちを、甲子園を目指して。
プロ野球にはない熱さがここにはあります。
プロ野球はまったく見ないし、興味もあまりありませんが高校野球は違う。
一つ一つの試合に対して勝ちを目指す思いの重さが違いますね。
当然負けてしまえば泣くほど悔しいし、
最後のチャンスともなればどんだけ悔しがってもここで終わりなわけですから。

三橋の泣くのを我慢してる感じにうるっと来てしまいました。
原作とまったく一緒でそこにも感動しました。
我慢してたけどこみあげてくる思いがある。
三橋はほんとに初期と比べると成長がすごくわかります。
阿部抜きでも投げ切った三橋にはお疲れ様という言葉をかけてあげたい。
三橋はまだ次がありますから、
まだまだ頑張ってほしい。

西広先生も悔しい思いをしたでしょう。
初めての試合でしたから尚更。
団体球技の初試合は特に緊張します。
バッターボックスに入るとがちがちに緊張していまい…
バットに当てることすらできなかった。
最後の打席でも空振り三振…
この悔しさが必ず次につながる。
これまで以上に練習をするでしょう。
西広先生は一歩強くなれた。
負けを知らなければ強く離れない。
スポーツは負けて悔しくなってそれでこれまで以上に頑張る。
そういう人が強くなっていきます。
俺はそうであれたかな…

３期をなかなかやらないのは、
原作がほとんどほかの試合ばっかりや練習試合などが理由なんじゃないでしょうか？
練習試合はなかな濃い内容なのでいいですが、
他校の試合ばっかりてのはなかなか厳しいです。
原作にまた余裕ができたら３期はやってほしいですね。
３期は榛名に焦点が当たるから楽しみですね。