チュウ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
空前絶後の感動作!!
まさに奇跡の名作ですね!
1クールでアニメでここまで人々の心を惹きつけ、感動させることのできるアニメが今までにあったでしょうか?
短い作品ながらも、主要人物全員の感情がしっかりと出され、感情移入させられました!!
素晴らしいとしか言いようがないです!!
このアニメの観始めから順を追うと…
見やすい!!
それが、まず第一印象です。設定的には、少し理解しづらい初期設定であるに関わらず、1話から全体の世界観が理解できるのが凄い!
EDもZONEのカバーであるものの、入り方とこの作品にマッチしているところも好感的です。
2話以降からは歯車が少しずつ動き出しますね♪少しずつですが、超平和バスターズの個人個人の特徴も出始めて、これからの展開がさらに気になります!
じんたん・あなる・ゆきあつは各々の心の弱さが露呈されましたが、つるこ・ぽっぽには、まだ伏線がありそうな予感!
7話のラストの、めんまの母さんのあの一言はめんまを愛しているからこその、愛ゆえの憎しみだったんですね!!
8話の「行っちゃやだぁ、やだぁ」って言うあなるの台詞には、心が動かされました!あの一言には、あなるの想い全てが含まれているような気がしてなりません!
そして、あなる→じんたんへの想い、じんたん→めんまへの想いが交差するのは切な過ぎて、そしてやりせない想いでいっぱいでした。
8話のラストから、めんまは筆談を交わすようになりますが、日記を用いない限りできないみたい。
しかし、これにより超平和バスターズ全員がめんまを認識できるようになった。これから各自どのような行動を取るのかが注目ですした!
個人的には、ゆきあつがめんまに対する想いをどう処理するかが一番の見所。あなるにちょっかい出している真意やいかに。
そして第10話、めんま弟の「身長何センチか知ってる?」という問いかけ。自分のことを見て欲しいという彼の最大限の訴えには涙なくしては見られませんでした。
また、つるこはゆきあつが好きなのに、そのゆきあつがメンマを追い続けることのもどかしさ、ぽっぽは幼少期の頃、自分をミッソカスと言うほど何もできなかったという、コンプレックスを告白。この第10話で、超平和バスターズ全員の弱さが露呈しました。
そんなこんなで話が大きく動いたこの話!最後に打ち上げ花火を打ち上げますが……何故いるっっ?!
そして、最終話。
全ての伏線を回収しながら物語りは完結へと向かう。
結局、めんまの願いはじんたん母との約束。つまりは、じんたんのタメなんですね☆
めんまは当時幼いながらにして、こんなにも強くじんたんのことを想っていたんですね!!
また、ぽっぽがまさかめんまの死を目の当たりにしているとは…。
いくら遠くに旅しても、結局はあの地へと戻ってしまう…
ぽっぽの暖かい優しさと辛く苦しい苦悩がにじみ出ていて、涙をこらえることができなかったです。
総評としては、これ程のアニメはもうしばらくは観れないであろう!
そんなことを想わせるくらい、素晴らしいアニメでした!
最後ですが、じんたんカッケーんすよ!!