メルヘン◆エッヘン さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
奴隷のモルジアナ、モルさんこそが、幸せをつかんで!! ボクの願いはそれだけだ。
結論:モルさん、
作品に深みを与えたのは、奴隷のモルジアナ。もっとも大きなトラウマ以上の暗黒の中に生き、絶望の中で希望を見いだす。その姿がこの作品全体のをひそかに盛り上げ、とりわけ半分くらいまでは彼女の動きに目が離せなかったのだ。
もし彼女の設定がなければ、ただの子供向けアニメだったと思う。
(声優さん、はるかさんですかね。うまいわ)誰もが奴隷になりうるこの世界。「いまボクらが生きている世界」でも同じようなことは起きているわけだし、現実感も感じないではなかった。
ちなみに、身体能力の高い女性は大好きです。彼女が登場するアクションはすげー。垂直の壁を駆け上がる!! しびれた。(^0^)
さて、
3人がメインになる冒険物語、秘宝が眠るとされる謎の遺跡「迷宮(ダンジョン)」があちこちに出現する世界だ。
少年・アラジンは、旅の中でアリババと出会いいつのまにか、共に秘宝を手にしようとする。これが最初のつかみだ。
実は、この単純ストーリーがとても面白かった。最初は感動的によかった。だから、長かったけれども、一晩かけてみた。朝まで掛かって。
さて、ふたりに加えて、奴隷のモルジアナが登場して、話に絡んでいく。子供キャラが万能的で、なおかつ人生経験に満ちているような台詞はどうかとおもう。
一方、アリババ。何かあるのかと思っていたら、やってくれました。{netabare}見てくださいな。 {/netabare}
シンドバッド登場以降は退屈でした。ごめんなさい。ちょっと尻すぼみってかんじです。