せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
音で癒されました!
国境線防衛と警備のため、第1121小隊に配属された5人の少女のお話です。国境線といってもその先は統治されていない領域の為に、少人数で警備にあたる事になったとのことですね。
国境警備隊ってこんな人達ががんばってましたよ♪
簡単に紹介です!!
■カナタ
天然ドジっ子。イリアのトランペットの曲『アメイジング・グレイス』に憧れ、音楽の勉強の為、入隊する。絶対音感の持ち主にして、方向音痴。
■リオ
イリアの妹でトランペットの腕は一流。しっかり物で、クールな性格。実はとっても身分の高いお家柄。
■フィリシア
とってもやさしいおっとりお姉さん。軍隊の規律を払拭して、家庭的な雰囲気を作ってくれている立役者。
■クレハ
黒髪ツインテールの怖がりさん。カナタの突っ込み役!?
■ノエル
小隊の配備戦車「タケミカヅチ」の整備士で天才少女。とっても無口。いつも寝不足で突然寝てしまったりも!?
みんな、とっても素敵な女の子です♪
でも・・・戦争の負の遺産というトラウマを心の奥底に隠しもっているんです。一緒に生活することで、お互いがお互いを理解して、少しずつ心の傷を癒していけるのですね。やっぱり仲間って大切だよねって思わせてくれる作品でした。
戦争のない、争いの無い国を願って日常を過ごしていく彼女達の行く末は・・・・見てのお楽しみです♪
この物語のキーワードはずばり『音』ですよね~
そして、トランペットで吹かれてきた曲♪そう
『アメイジング・グレイス』
なぜ、この曲をあえて使ったんでしょうか?っとちょっと自分なりに考えてみました♪
もともとこの『アメイジング・グレイス』って曲は、作曲家が黒人奴隷貿易に関わったことに対する深い悔恨と、それにも関わらず赦(ゆる)しを与えた神の愛に対する感謝が込められた曲だそうです。
また、トランペットって言う楽器も戦争に密接に関係がある楽器なのですよ。ギリシャ、ローマの時代には、戦争行進として使われたり、英米間の戦闘でも伝達の手段として使われたりしていたのです!
『トランペット』+『アメイジング・グレイス』=『戦争による悔恨と生きていることに感謝して戦争を繰り返さない世の中にしていきましょう』
というメッセージが込められているのではないかなぁと勝手に解釈しちゃいました!!
そんな名曲をあなたに・・・・
http://youtu.be/zgOe4eqxkQc