クロッシー(・з・) さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
旧作
ガンダムWと同時期にあったアニメ。
有名な批評家が口を揃えていうゼロ年代アニメの原点とも言われている作品である。
個人的にはものすごく面白かった印象(1周目)だけれども、冷静に考えれば考えるほど最終話のあの絶望感というより取り残された感がすごい。アニメ批評家が口を揃えて最終話を褒めているが僕自身はあまり好ましい終わり方ではなくいわゆる一つの手抜き終わりなのではないかと問いたかった。
しかしなんというか性的描写はあるわ。欝になりやすくなるわ~で日本的なんですよねかなり。陰湿なアニメというか外向けな感じは全くしない。うち向けの内容はなかなか面白いところではあった。
主人公はWと正反対でエヴァに乗るのが怖い少年が主人公である。碇シンジが織り成すストーリーとは。
ちなみに惣流アスカラングレーが大好きな私だが、この作品で肝になっているヒロインはアスカではなく綾波レイであることをお忘れなく。
ディレクターズ版等様々な視点からセカンドインパクトを放送したDVDは今後のアニメの可能性をさらに引き伸ばしたのかそれとも打ち砕いたのか。
いずれにせよゼロ年代に残る問題作なのは間違いないと思われる。