ラスコーリニコフ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
戦車の戦車による戦車の為の
検索 【MAD】機動戦士ガールズ&パンツァー 「逆襲のシャア」
まずは自分が書いたレビューなんかより、このMADの存在を知って
頂きたい(注:ネタバレ)。「この作品」と「ガンダム」、そして「MADと
いう存在そのもの」と「そこにネタが通じる人達のコメントが書き込ま
れているという事」の魅力に溢れた逸品。
逆シャアの前編、後編(7話と最終話)に比べると質はかなり落ちる
けど、このシリーズ最初から見たければ {netabare}
検索 【MAD】機動戦士ガールズ&パンツァー 後悔は
検索 【MAD】機動戦士ガールズ&パンツァー 2話 「再会」
検索 【MAD】機動戦士ガールズ&パンツァー 3話 「ジェリド特攻」
検索 【MAD】機動戦士ガールズ&パンツァー 4話 「シロッコ立つ」
検索 【MAD】機動戦士ガールズ&パンツァー 5話 「ハマーンの嘲笑」
検索 【MAD】機動戦士ガールズ&パンツァー 5.5話 「シャアが来る」
検索 【MAD】機動戦士ガールズ&パンツァー 6話 「宇宙を駆ける」
検索 【MAD】機動戦士ガールズ&パンツァー 7話 「逆襲のシャア」 前編
検索 【MAD】機動戦士ガールズ&パンツァー 最終話 「逆襲のシャア」 後編
<キャスト>
西住 みほ:シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
西住 まほ:アムロ・レイ
エリカ:ブライト・ノア
五十鈴 華(3話、7話、最終話):カミーユ・ビダン
丸山 沙希(5話):カミーユ・ビダン
磯辺 典子(6話):カミーユ・ビダン
アリサ:ジェリド・メサ
ノンナ:ハマーン・カーン
カチューシャ:ミネバ・ラオ・ザビ
アンチョビ:パプテマス・シロッコ
澤 梓:ファ・ユイリィ
ナオミ:ヤザン・ゲーブル
最終話以外は勧める程でも無いし、前半がやっつけだけど、ガンダム
ネタが好きだったり製作者の編集技術の向上も楽しめるなら・・。
ちなみにこの作品に評価付けるとしたら、
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ :5.0
残る0.5は、カットして欲しくないシーンをカットした事。だけ
あとは個人的には微妙だった(と言いつつ全部見た)けど、
検索 ガールズ&コマンドー1話「コマン道、始めます!」
検索 ガールズ&コマンドー2話「戦車、だったら漕げばいいだろ」
検索 ガールズ&コマンドー3話「試合、なんか怖かねぇ!」
検索 ガールズ&コマンドー4話「隊長、はこの俺だ!」
検索 ガールズ&コマンドー5話「強豪・資本主義者め!」
検索 ドンパチ&パンツァー第1話 「准将、蹶起します!」
検索 ドンパチ&パンツァー第2話 「作戦、開始します !」
検索 ドンパチ&コマンドー 5話 「強豪・コマンドー部隊です!」 part1
検索 ドンパチ&コマンドー 5話 「強豪・コマンドー部隊です!」 part2
検索 ドンパチ&コマンドー 6話 「一回戦、モリモリしてます!」
検索 ドンパチ&コマンドー 7話 「次は命がないぞ!」
検索 装甲騎兵ガルパン ガルパンMAD置き場
検索 ガルパン×ヤマト2199 雄猫
{/netabare}
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やたら売れたっぽいんで手を出してみたけど、見始めて一分位で、
「こんなの売れねー訳がねーよw」と売れた理由はすぐに理解した。
大昔GUNSLINGER GIRLのレビューに、銃に拘るなら単純なストー
リーにして、欝は別の作品にするべき。的な事を書いたけど、あの時
にイメージしていたのがこの手の作品。
まさか戦車でやらかすとはww
検索 「ガルパン」効果で陸自DVDバカ売れ アニメキャラの解説で
検索 ガールズ&パンツァー アンサイクロ
---一部引用
水島努(監督)は制作直前に急遽日本にとっては馴染みのあるドイツ
を訪問。その際にドイツ軍基地や司令部並びに軍令部へ凱旋している。
他にも設定上世界中の戦車を登場させなければならないのでイギリス、
アメリカ、チェコなどを次々と訪れ博物館や地元の軍関係者より資料
を拝借した。
戦車のデザインはこういう場合だとかなり雑だったり実物と違って
いたりとなんか嫌なものを想像してしまいがちだが、実際には参加
国の軍関係者がいろんな部分を指摘してくれたので、ボルト1本から
部品構造まで全てリアリティ。強いて言えば色だけ違和感と評され
るほどだった。---
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この作品が大好き、あるいは作品への理解を深めたいのであれば、
検索 【ガールズ&パンツァー】1話から~12話の戦車や装甲車や機械や花の名前
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この手のこだわりは嫌いじゃないし、一部には絶対ウケる。ただ戦車
以外の部分が個人的には色々残念。
・キャラが薄い
レビュー書くまでに4回通して見た(3回横で流した後に、1回は普通
に見た)んだけど、原因は日常パートの時に耳のピントが合わずに、
話が全く頭に入って来なかったせい。
けいおんを途中まで見た時も同じ現象が起きたんだけど、中身無い
話はスルーする習慣が付いてて、そういう話の場合、アニメだと濃い
キャラか、萌えか、好きな声優等じゃないと耳が反応しない。
最初は萌えキャラ+戦車なだけと想像したのに、そうではなくて
36:萌え狙ってる感は皆無だろ
キャラデザが萌えアニメ絵なだけで
40:でもこれ戦車じゃなかったら絶対外してるよね
萌え要素は企画通すために最小限盛り込んだ感じ
54:放映前は萌え要素も薄く色物扱いで爆死認定されてたんだよ。
114:キャラデザが全体的に地味すぎ
387:モブっぽいキャラデザが良いんじゃないか
という事。この作品を咲みたいと表現してる人多いけど全然違う。
咲は「麻雀する萌えキャラを楽しむ作品」、これは「萌え絵の少女
達が乗る戦車を楽しむ作品」、みたいな。
あとは咲はほぼ全キャラが「キャラ」だけど、この作品はメインの
面子が「空気」、作品を流してても普通の台詞は頭が勝手にスルー
するし、非日常的な単語が出て来た時だけ
ファイヤーフライ ビクッ 128ミリ ビクッ 装填完了 ビクッ
的な。笑いに関してもドリフのノリで、自分にとっては笑える範囲
じゃないし(理屈は http://www.anikore.jp/review/109172/ )
検索 ガールズ&パンツァー【MAD】戦車だョ!全員集合
この手のMADけいおん(咲にも一応あるが、全く合わないから動画に
人気が無い)にもあるんだけど、
検索 【けいおん!!】ドリフ大爆笑オープニング風けいおんPV
戦車でターゲットを絞ってるから、その他の要素は出来る限り受け
入れ広くしたんだと思うけど、それが逆にキツかった。
流石に4回も流すと、ISを続けて何度も見た時と似たような「あれ、
実はリンが一番味があるんじゃ、先生地味に良いな、着ぐるみの娘
が、一夏の友達の妹が・・」と似た現象が起きて来る訳で、最初全く
目に止まらなかった生徒会のポンコツ眼鏡が妙に可愛く見えて来て
検索 ポンコツかわいい
単に耳が植田佳奈に反応しただけかもしれないが、ディープな萌え
の世界に少し足を突っ込んだような気が。素人向けと思いきや、実は
上級者向けの萌えキャラの集合体なのかもしれない。
・この作品が示した可能性
戦車以外の部分、というか絵は良かったが戦車のSE以外の音声全て
に、まだまだ開拓の余地があると思う。
検索 ガールズ&パンツァーの戦車道にプロの実況と解説をつけてみた
人気動画の一つで、プロと言っても別のプロでネタ動画だけど、戦闘
中に実況があれば良かった。戦況がきっちり画面見てないと把握でき
ないし、流し見してる時は何がなんだかよく分からなかった。
検索 【MAD】ガールズ&パンツァーで大河ドラマOP「風林火山」
検索 プロジェクトX 戦車道を極めろ 無名校の起こした奇跡
検索 【MAD】機動戦士ガールズ&パンツァー 「逆襲のシャア」
BGM一つで雰囲気全然違うし、戦車や話にも重みが出て来る。日常
はのほほんでも戦闘中の音楽(と台詞の一部)には緊迫感、真剣味
を出した方が絶対良かった。
資料としてとは別で、三番目の動画は今まで見たMADの中でも屈指
の名作なので「ガンダムを見る気がしない人」に程に見て欲しい。
そして、逆シャアから手を出し、ガンダム地獄に落ちるが良いさ。。
検索 ガールズ&コマンドー
動画は面白くないけど絵はそのままに物騒な事、とんでもない事を
喋らせキャラっ気強くするのはアリなはず。常に言わせる必要は無い、
要所で言わせれば良い、あるいはそれ用のキャラを用意。まともに
人気が出てるキャラが秋山優花里しかいないし、非常に勿体無い。
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※まともじゃない人気ってのは、、つまり、
検索 【ガルパン】いつも上の空の『丸山 紗希』さんを観察してみた
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関連イベントがおっさんだらけって記事いくつか見たし、ニコを見て
も支持層は相当年齢高いし、ガンダム好きと被ってる。
検索 ガンダム&パンツァー 最終話「これより武士道は戦車道を駆逐する。」
検索 「 ガンダムW-OPパロ」 新戦車戦記ガルパンW 「ガールズ&パンツァー」
ガンダム好きってのは、つまり「濃いキャラ」が好き、もっと言えば
「狂ってるキャラが大好き」、多分、いや、だって、そうじゃん。
この作品、他作品から「色々音声を持って来て」で作られたMADが
ほとんどだけど、視聴者が感じた「~だったら面白いのに」が形に
なってるんだと思うし、逆にこの作品の音声を他作品に~ってのは
あまり想像できない=音声部分が弱い。
人気作品の大半は作品内の要素のみを捏ね回した良MAD(=長所
を目立たせるようなMAD)がいくつも作成されるけど、ガルパンはその
手の作品が非常に少ないんで、「付け足したい、書き換えたい」という
欲求を持つ人の割合が多かった(短所が目立った=開拓の余地あり)、
という話。