退会済のユーザー さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
「じいちゃん、かるたを好きなことやったらぁ、まだまだ新には負けんよぉ^^」
美人だが、言動行動がそれに見合わないため「無駄美人」と呼ばれる主人公 綾瀬千早が、かるた界のクイーンを目指す。競技かるたを題材とした少女漫画。
このアニメを知るまでの経緯↓
友「なあ、ちはやふるって知ってるか?」
俺「何それ?」
友「福井弁をバカにする作品www」
それを聞いて見ないわけにはいかないでしょう。福井の人間なんですから。
というわけで、友人の発言が気になり、見てみる事に。
というわけで、見るきっかけが最低なのは置いといて(・ω<) テヘペロ
一話を最後まで見たんですが、あっという間にこの作品の虜になってしまいました。というのも、一話欠かさず最初から最後まで面白いんです。普通の作品だと徐々にモチベーション下がりません?段々マンネリ化するみたいな。それで、見所になると上がって、また徐々に下がって。もう面白くない作品なんかになると、フルテンションからご臨終しちゃうことあるじゃないですか??w
ですがこの作品に限ってはずぅーっと面白い。最初から最後までハイテンションでした。かるた全然わからないのに何故こんなに面白いんだ・・・。
特に、3話5話はもう良い話過ぎて泣ける。・゚・(ノД`)・゚・。
☆3話ピックアップ
千早、新、太一、彼らが小学生で出場した最初で最後の大会。この団体戦を最後に三人はバラバラになってしまうんです。新は福井に帰り、太一は違う中学に。ちはやがそれを前にして新に出会ってからの思い出を巡らせてるシーンは泣けます。そして最後ちはやと新の試合、
「かるたを一緒にしてくれてありがとな。ちはやも太一も。・・・でも、たぶんもう会えん」
「なんで?私たちにはかるたがあるからまた会えるんじゃないの?続けてたらまた会える、絶対会えるよ!」
一緒に泣いてしまいました(T_T)
EDもせこいぐらい合ってる。泣かす気満々やん!
☆5話ピックアップ
高校生になった、千早と太一が福井の新に会いに行く話。新の落ちこぼれぶりには驚いたけど、おじいちゃんが亡くなったのが原因なら仕方ないよね。新のおじいちゃんを見ていると、自分のおじいちゃんを思い出す。そういや俺のじいちゃんもこんな感じだったなぁって。自分もおじいちゃんを最後に見たときの顔は優しい笑顔だったのを覚えてる。だから新の辛さがよく伝わってきましたよ。
で、そんなおじいちゃんっ子だったもんですから、新のじいちゃんの回想シーンは終始泣いてしまっていたんですよね~(>_<)
でも一番心にグッと来たのは、やっぱりまた千早と太一、新の絆を感じたシーンですよ。新の素直な気持ちが出た瞬間のシーン。
[私は、新の事を神様みたいに思っています。]
「神様じゃなくて・・・・・友達でいたいよ。」
ここ涙止まらないっっっ!!
このアニメで一番泣ける話だよここは。
序盤はかるたというよりかは、三人の絆を描いた物語みたいなものですよ。とにかくこの作品は心を揺さぶられる場面が多々あります。普通のドラマよりもドラマチックなんです。
なんか美しさを感じる作品だな~って思います。
かるただけじゃなく、物語とか、友情とか、表現、演出とかすべて美しいな~なんて思いました。
好きを通り越して、愛してる作品ですw
・・・しかし福井は百人一首が盛んだったなんて、全然知らなかったなあ~(=ω=;)
※追記
福井はここまで訛ってないとか書いたけど、実際そうでもなかったな。意識して聞いてれば普通に訛ってるね; ずっといると馴染んじゃうものだね~w