おかき さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
超平和バスターズはずっとなかよし
初回の作りがヤバすぎて、気付いたら毎週楽しみにしてました。
泣かせに来てるのが分かっていても泣かされてしまう。そんな作品です。
視聴者の疑問を見透かす様に次の回には深層心理を説明したり。
また…あの頃のままの思考から納得したり。
狙いもあっただろうけど、説得力もあったというか…
寧ろこのあだ名だからこそ、成長するにつれて言葉の意味を知って自重したり。
可笑しくも恥ずかしくもある様でない様な。そんな照れ臭い感覚も良かった。
ゆきあつも強烈だったの一言だけど、
個人的に度肝を抜かれたのは、イイハナシをしてる時に帽子を脱いだシーンだったり。
ここ、何だか忘れられないんですよね。
アクセント程度に少しのクセはあるけど、何度涙腺が緩んだか分からないくらいです。
特に演出は文句が付けられなくて、エンディングへの入り方も鳥肌ものでした。
最終回は号泣を勝手に期待していただけにどこか物足りなさを感じたかな。
どこか演劇を見せられている様な。最後はしっとりと余韻に浸りたかったというか。
初回がヤバかった分、自分の中でハードルを上げてしまったのか最大の原因かなと。
あと一話使ってぽっぽやかくれんぼなんかのエピソードも楽しみたかった気がします。
多少の不満もありつつ…
大人になってしまった自分に、子供の頃の特別な時間を思い出させてくれる様な。
仲間と一緒にいる時の空気ってこんな感じだったというか。
懐かしさを感じさせてもらいながら、終始楽しめました。
2011春