退会済のユーザー さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
タイトルなし
ベルリン壁崩壊前後のドイツが作りだした怪物の話。エリート脳外科医が怪物を倒そうと追いかける事で連続猟奇殺人の犯人として追われる身に。
全74話と長いだけあって、心理描写など丁寧に描かれていると思う。話としては興味深い内容で、15話あたりからは面白かった。天馬が出てこない部分は特に良かったと思う。
1話~14話 部分ストーリー評価 3点
大筋の事件に巻き込まれていく原因になる4話目あたりからの天馬の行動が不自然すぎて、話に気持がついていけなかった。不可解で共感できない行動の結果、殺人犯と疑われる証拠を残してしまう。天馬の印象は人柄が良くいい医者だがあまりにも浅はかで無謀。大事件の中では、まるでとってつけたストーリーテラーの様だ。大筋は1話目から先が読めるありがちなもの。良く言えば、随所わかりやすく作られている。見所はストーリーが進む中で関わる人間模様か。
15話~39話 4.5点
ニナが再登場し話が進み始め18話目から本格的にサスペンスらしくハラハラドキドキの展開。ヨハンの暗躍ぶりが徐々に表面化し真の姿に迫っていく。
天馬の行動は相変わらず理解に苦しむ。目標達成の為に、つかまることは出来ないわけだから慎重に行動するものじゃない?指名手配されてるのに本名名乗るし指紋ベタベタ残すし、捕まえてというような場所で怪物狙うし。
40話~ 4点
511キンダーハイムMONSTERを作り出す施設、関わった人物とMONSTERの核心にせまっていくのだが、話しを引き伸ばしたいのかと思うようなスローテンポの部分もあった。
ラストシーン。その終わり方はないだろー・・・・・・。極悪人が鉄格子もない部屋で療養?幾ら意識がなくてもそんなに甘いもの?
最後まで見て天馬の印象は変わらない。何しにきたの?最初ひっかかったところを天馬の気持ちにもっと寄り添って見てみようと見直してみたが受けた印象は変わらず、更に、ご都合主義な事件の起き方や進行など余計に気になる点が出てきてしまって、見なおさなければ良かった。面白いしよく出来ているけどもう一度見たいとは思わない。