メルヘン◆エッヘン さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
そこに唯ちゃんがいた。駅には麦ちゃんがいた。神頼みの神仏一体神社もあった。これも僕のなかのリアリティだ。
作品というよりも、二次元なのに、そこにいる、ということ。
ロケ地を歩いた記憶が、そこをあたかも唯ちゃんが歩いているような錯覚に何度も陥いる。作品世界とリアルな自分の世界の区別がつかなくなってしまっているのだ。歩いたのはけいおんを知る前のことである。
いつのまに、3Dと2Dの区別があいまいになるほどはまってしまったのだ、ということですね。お恥ずかしい。
OPでも登場する北山通りの歩道、繰り返しでてくる三叉路になった交差点、いつもの橋を渡るシーン。すべてが京都のごく狭い範囲に集中します。いったん、けいおんを観てしまうとしっているはずの風景が別モノに見えてしまうのです。
記憶違いがあるかもしれないのだけれども、記憶範囲でまとめておきます。まとまりがありませんが御容赦を。
クールについては諸説あります。受け止め方もそれぞれでしょう。わたしは、
▲2クールであったからこそ物語は完成し、高みののぼった。
▲ほんわかコメディでの楽しさであったとおもいきや涙腺崩壊させられ、それが繰り返された。
▲高級スイーツと高級ティーで時間を浪費するだけのようにみせかけ、楽器の腕は確実にスタジオミュージシャン。
このⅡ期では、{netabare}主要メンバーたちが卒業していき、あずにゃん、ういたち下級生が残るという、学校ではあたりまえのできごとが描かれます。 {/netabare}〝A〟 話は毎年日本のどこかに100万もあるはなしです。極論すれば、どーでもいい話です。だから、演出やらキャラクター設定などのうまさが際立っていると認めざるをえないのですね。
つまいない話がつまらなくなってくる、それがけいおんです。
お気づきのように、けいおん全般に、演出、エピソードは実にありきたりなプロットで構成されています。どれひとつたいしたものは何一つないことに皆が気がついているわけですね。〝B〟
戻ります。
■不覚にも、止まらない泪
あずにゃんの携帯、{netabare} 合格をしらせる桜4つのメール。大号泣です。あずにゃんでなくても、感動です。事前にはういも含めて、神頼みをします。これは、ほんとにゆいちゃん宅の横道をはいり北の山の手にある神社・寺院です。けいおん!をしる前に何度か案内してもらっていたので、気がついた時点はびっくりでした。(京アニ、どんだけ地元がすきやん)
なお、我が国最古の神仏一体だろうです。
以上のように冷静さを欠いたレビューになりますね。そのうちしかりとブラッシュアップしたいです。とりあえず誤脱字やまほどは直しました。(^0^;)
雑多なこと{netabare}
■希望的観測と大学編との話し
オリジナルが終わってしまった関係もあり、大学編アニメ化は一部に賛否があるようです。どうなんでしょうね。
わたしの中では、高校という時間の中に彼女らをとじこめてしまい永遠に同じ時間と空気を味わい続けてけていきたい。それほど、心は、けいおん!でした。逆に言うと、変質者ですな。ひとと同じ空間に拉致するわけですから。
今後ともよろしくお願いします。{/netabare}