BLUEskY さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
古き良き名作。おしゃれで人間味のあるハードボイルド系。
ストーリー、キャラ、戦闘の動き・作画、音楽どれも文句なし。
話はどれも感慨深くなるような話で、いろんな感情を味わえる贅沢な作品。
キャラは最初個性が強く受け入れづらかったが、終わってみればもう見れないのが寂しくなる。
戦闘もスピード感があり、これも見所のひとつ。
音楽も作品の良い部分をひきたてている。
それらがうまく交じり合って良い作品を生み出している。
個人的に攻殻やプラネテスもそうだが、1話完結で各話感慨深くなり、全体の主軸がある作品はなかなかハマる。
このような感情豊かになれる作品が少なくなり、日常系ばかりになってしまうのはもったいない。
※以下重要ネタばれあり※
{netabare}
感慨深くなったシーンのひとつが、24話の集まった仲間が離れ離れになる寂しさを、ゆで卵をもくもくと食べて紛らわすシーンはなんともいえない寂しさがあった。
最終話、フェイのスパイクへのセリフも記憶喪失からなる居場所を求める表現もよかった。
アクションではスパイクの並外れた強さがあると思いきや、エドの親父には歯が立たなかったり、銃撃戦では当たり前のように被弾するところは、リアリティがありよかった。
最終話のジュリアのあっけなさ等もなんとも言えなかった。
冷蔵庫の話は正直なくても良い気がしたが、あれはあれでこの作品のシュールな部分をうまく演出したようにも思えた。
以上がレビューを書きながら思い浮かんだ感想の一部です。
{/netabare}