退会済のユーザー さんの感想・評価

4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

夕子さんの様な幽霊だったら、取付かれて、ずっと一緒に居たいと思えるアニメ

　主要な登場人物は４人なので、各キャラごとに個性的に描かれていて良かったです。
　幽霊話ですが、私は怖さを感じませんでした、むしろ、夕子が、どうして一部記憶を喪失しているのか、また、過去に何があったのか、そこを考えながら各話ごと見ていました。
　暗い演出と笑いと色気を交えた演出で、結構面白かったです。
　演出で一番良いと感じたのが、他の方も書かれていましたが、第１話の物が動く怪奇現象を、夕子が見えない時と、見える時２つに分けて描き分けていた時ですね、ああいう演出は見た事がなかったので、新鮮でした。
　
　たしか、１話～５話ぐらいまでは怪奇現象の原因は○○さんだったような気がします（笑）。
　そして、６話あたりから影夕子の影響が登場人物に、かかわり始めますね。
　そして８話ぐらいから影夕子の出現が多くなり、記憶喪失の謎解きが始まります。

　しかし、影夕子が一番可哀想でした強烈な負の感情だけ持ち続けながら、さびしく存在し続ける。だからこそ、貞一が影夕子の負の感情を受止めて、その後、２つの夕子が○○になり、「おかえりなさい私」ここで影夕子が救われたと同時に一番感動しました。

　後半、アサちゃんという女の子が出てきた時点で貞一が何故、夕子さんと出会い救う運命にあったのか、なんとなく分りました（笑）

　是非、２期で続編が見たいですね、続編では夕子は肉体がないので、親戚である霧江の肉体を借りたりして、貞一と あんなこと や こんなこと をして○８禁アニメ覚悟で（笑）さらに絆を深める物語が見たいと感じます。

　しかし、素晴らしいアニメ作品でした。
　著者：めいびい・黄昏乙女アムネジアの原作漫画も購入する予定です。