かせーたす さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
これが人気?
話題の「とある」シリーズ。原作未読です。
オーバーテクノロジーによる特殊技能を誇る超能力社会・魔術による特殊技能を誇る魔術師社会、双方の人物が入り乱れるアニメです。
設定は魅力溢れていてワクワクするんですが、結局は「イマジンブレイカー」(善悪問わず超常現象を右手で触れるだけで全て無効化し消滅させるという能力)を持つ主人公が、熱く説教臭い自論を長々と語り、敵と対峙したら不死身とも言えるタフさで信念を語りながら起き上がり、驚異的な身体能力によって当てる隙が無さそうな相手に右手のパンチを当てて勝利という感じです。
あくまでも主人公は「イマジンブレーカー」という能力を持っているだけで、それ以外には全く普通の人なはずなのですが、なぜか相手に近付く事さえ出来ないほど圧倒されていても、いつの間にか右手で殴れる状況になっているという不思議展開。
相手もそれを知っているわけで、右手以外は生身ですから近付けないようにするくらいいくらでも出来てしまうはずなんですが、どういうわけかいつも最終的に殴れてしまうという。
そういうご都合主義的不整合がどうしても受け入れられず。