nk225 さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
あの“未亡人”にメロメロになる人が続出! 「付き合ってみたいマンガの“人妻”キャラ」
清廉潔白な大和撫子、作画崩壊かと見紛うほどのスタイルの持ち主…。マンガには多種多様なヒロインが登場し、読み手を夢中にさせてくれる。なかでも、妙な色気を振りまき、読者を魅了してしまうのが、「人妻キャラ」たち。「あー、こんな奥さんがほしい」と悶えた人も少なくないだろう。
【1位】音無響子
『めぞん一刻』(高橋留美子/小学館)
1位に輝いたのは、高橋留美子氏の名作『めぞん一刻』のヒロイン、音無響子。アンケートではぶっちぎりの票数を獲得する人気ぶりだ。ただし、正確にいうと、彼女は元・人妻。そう、未亡人なのだ。夫を亡くした傷も癒えぬまま、一刻館というアパートの管理人として懸命に働く姿は、主人公・五代裕作ならずとも胸を打たれるだろう。本作は恋愛マンガだが、音無はすぐに五代と結ばれるわけではない。その背景にあるのは、亡き夫への想い。もう大切な人を亡くしたくないと、新しい恋になかなか踏み出すことができないのだ。それでいて、五代が他の女の子と親しげにしているのを見ると、モヤモヤしてしまう…。物語のラスト、亡き夫の遺品を義父へ返し、五代とともに生きることを誓った音無の姿は、涙なしには見られない。心から幸せを願いたくなる、人妻キャラである。
大調査!オトコが鉄板で好きな「漫画のモテヒロイン」
じっくり小説を読むのもいいですが、やっぱり漫画、という人も多いのではないでしょうか。実は女性だけでなく、男性の皆さんも恋愛視点で作品を選ぶことが結構多いみたいですよ。
■第2位:『めぞん一刻』の管理人さん
若い未亡人(で美人)の管理人と、年下の下宿人。そんな二人の淡い恋愛模様を中心に、個性的な人々が集う一刻館というアパートの賑やかな日常を描いたこちらの作品。管理人・音無響子さんの包容力溢れる人格にべた惚れの声が多く寄せられましたよ~。
恋の形としては、「お互い不器用でなかなか前に進めないところがイイ!」との意見も。「旦那さんを亡くしているから、勢いだけでは踏み込めない。その愛の深さを見習いたい」なんて主人公を賞賛する男性もいるくらい、作品の虜に。
美貌という絶対的な魅力も少なからず影響しているとは思いますが、控えめで大人なタイプの音無さん。南ちゃん(タッチ)とはまた一味違った学びどころがありそうです。