otokogi さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 2.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
総じて微妙、課題を残した佳作。2013/05/20~2013/05/25
見終わって、気づいたこと。
・声優が豪華、ただし(この頃はまだ)棒。花澤香菜や浅沼晋太郎、井上麻里奈。珍しいところでは牧野由依あたりもか。花澤もそうだが、特に井上がひどかった。グレンラガンではそんなに気にならなかったのだけど。だが、当時の彼らがあって今の彼らがあるのだろう。
・ストーリー展開が急すぎ。哲学的要素が散りばめられていたり物理学的要素が使われていたりするものの、それら全部をまとめようとした結果かなり「雑に見える」展開になってしまった。キャラの心情・正確になってはひどいもので、主人公の性格が押し出されすぎていて支離滅裂な行動をするようになり、また、20話ぐらいで指令が信用できないから裏切ろう、という話が出てきたとき「やっとか」と思ってしまった。
・今時(当時は2006年だが)熱血主人公は珍しい。前述のとおりキャラの性格を前面に押し出しすぎたせいで時たまうざく感じる時もあったが、かなり好印象。
・カット的にエヴァ、大和、ガンダムを意識したのだろうか。サンライズらしいカットの中で非常に映えた。
・キャラデザが地味。ガンダムseedの三年後、涼宮ハルヒと同じ年の作品とは思えない。京アニがいかに先進的だったかということか。
・CGが雑。同じシーンの使い回しが目立ち、動きも良くない。アクエリオンを見習って欲しい。
こんなところか。正直まだストーリーを解釈しきれていないので、またあとで見直したい。