ローズ さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 2.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
瀬戸際で活躍している巡視船むろみ
ある日、海釣りをしていた向島拓朗(むこうじま たくろう)が釣り上げたのは人魚だった。
釣り上げた人魚は博多弁で話す むろみ という名前であった。
むろみさんを話の軸としたコメディー作品。
むろみさんを始めとした人魚や様々な伝説上の生物(?)が当たり前のように現れて、拓朗が普通の感覚でツッコミ役となっています。
竜宮城が存在していたそうですが、その荒廃具合が……
乙姫さんも厳しい現実に直面していますw
一番魅力的なキャラは、むろみさんでしょう。
いきなり釣り餌のゴカイに引っかかったり間抜けな所もありますが、これもご愛嬌ですね。
カモメや猫から獲物として見られている事に対しては、食物連鎖の厳しさが分かります。
(人魚は小魚扱いなのかな~^^;)
お酒を飲みすぎて酔っ払ったり過去の恋人(?)の事を引きずっていたりする事など人魚ではありますが、人間味溢れるキャラになっています。
底抜けの明るさと現実の人間の女性らしさが同居している魅力的なキャラです。
博多弁もポイントかな^^
むろみさんを除いた中で一番のお気に入りキャラはイエティです。
罠にかかっていたハーピーを助けたりむろみさんの鱗を大切にしていたり、何より想像上にイメージされた外見よりも数段可愛く描かれています。
京都観光では目立たなかったのでしょうかw
あまり難しく考えないで気楽に観る事ができる作品だと思います。
OP曲
「七つの海よりキミの海」
歌 上坂すみれ
イントロの時点からインパクトの強い曲。色んな楽器を使って複雑な構成をしています。
歌っているのは上坂すみれさん。
あまりイメージが湧かないかもしれませんが、中二病の凸ちゃん・ガルパンでロシア語を使って歌唱など、印象に残る人です。
『げんしけん 二代目』でも声優・歌手として登場しているので、マークしておいた方が良い新人さんのような気がします。
むろみさんの話題をするなら酒席がいいです。
何故なら……{netabare}酒のさかな(肴・魚)になります。お後が宜しいようで^^{/netabare}