メルヘン◆エッヘン さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
1話で作品に殺意を覚えた(本当)。12話では絶賛していた。
2012年のMY最高傑作のひとつ。2期を観る前にこの期をかならずどうぞ。(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!
■元ネタわかんなくても、いけますよ!!
私がそう。圧倒的な爆笑コメディです。元ネタありのパクリビジネスのように考える必要もないのでは、と。理屈でみる作品ではない、と。
いろいろパクリ元を観ていなくても、流れがスムースに進んでいけば楽しめるわけです。ハードルが高い作品でもない。
(だいたいよほどのオタクさんでない限り、変身シーンがどうなっていたかなんて覚えてるわけがないです。知っている人はそれに驚喜する。知らない人は雰囲気で楽しめる。ここ大事!!)
■全編、開き直りの(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!
むしろ、全編「開き直り」です。ご都合主義の連鎖、後出しじゃんけん方式、伏線なき唐突さ、常識と非常識が存在しない、それこそ混沌。それが、まひろの常識的な日常の地平に這いよってくるんですね。あー、楽しい(=気の毒だ(^0^;))。
これらを底流として、ニャル子の純愛――(と僕らはだまされているだけかもしれない。何せ相手は邪神なのだ)――が、貫かれています。あー、心配だ。
たしかに、OPは中毒性が高く、名OPとして歴史に残りそう。
また、付随して、
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!
には、やられました。心が鷲づかみされたかんじ。
あー、脳内再生。
●蛇足:1話での殺意、まとめてみはじめました。
殺意を覚えた理由は、自分の中にあったクトゥルー神話への思い入れが崩壊させられたからですね。
ゲームなどをしない私は、いわゆる「地球のエンタメ」では、クトゥルー神話に接触する機会がなかったので、多くのひとたちが、それを知っていることに気がつきました。
ネットで最近調べてみたら、ここ20年ぐらいではいろいろな「地球のエンタメ」で扱われているんですね。書籍中心で接触していた自分には意外でした。自慢ではなくて、知っている量は一般の人よりかなり多いとは思います。
もっともその思い入れも崩壊したわけで、世代も違えば、解釈も読み方もぱくり方?も違うのは当然といえば当然なんで、今は(2013年5月)それで、いいか、と軽く考えることにしています。とにかく、サイコーです。