柚稀 さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
あの花は…
-“めんまのじんたんへのだいすきはおよめさんになりたいのだいすきです”
じんたん・あなる・ぽっぽ・ゆきあつ・つるこ…
皆が皆、めんまが死んだのは自分のせいだと思い続け、時が経つにつれ仲良しだった超平和バスターズの面々は互いの日常から離れていった。
しかしある日、じんたんの前に成長した姿のめんまが現れ、
“願いを叶えて欲しい”という…
じんたんだけにしか見えないということへの嫉妬、
めんまの死に対しての責任、
幼き日から忘れることのない恋心、
自分の思いを遂げるために成仏してほしいと願ってしまう心、
成仏なんてしないで、このままずっとそばにいて欲しいと
願う心…、
みんなの本当の気持ちがわかり、理解していくにつれ、
とてもとても胸が苦しく、悲しくて、つらくて…観てから今までなかなか言葉にすることができませんでした。
めんまは最後はいなくなってしまうって最初っからわかっていたのに、案の定、涙が止まりません。涙腺大爆発。
めんまのお願いの真相は自分のためのモノではなく、じんたんのため、じんたんの母のモノであって、
やっぱりめんまだなぁと思います。そのピュアさ加減がさらに激しく胸を打つのです…。
いつまでも何もかも変わることのないものなんてないと思うのだけれど、6人にはずっと超平和バスターズであってほしいなんて考えてしまいました。
とてもとても良い作品でした。