クロッシー(・з・) さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
個人的に相当思い入れのある作品
まずなんといっても各キャラの完成具合と
一旦全員ばらばらの個性を持っていても
いざ全体を見ればなんという素晴らしいバランス。
そして彼女らを統率するりっちゃんは素晴素晴&素晴。
りっちゃん隊員になったきっかけもこのアニメのおかげです。
花田十輝先生と横谷先生の脚本もさながらこのアニメを毎週呪われたかのように見ていました。
あとフィギュアを買うきっかけとなったアニメでも有り、BDを買うきっかけとなったアニメでもある相当に思い入れの深い作品です。
内容はほかのアニメと比べて希薄なのは認めざるを得ないが、それ以上に温かみと切なさと笑いをくれた作品なのではないかなと感じています。
各キャラの良さをちょい補足・・・
①平沢唯ちゃん
こういうほのぼの系電波キャラが主人公になるのはかなり異例なのではないでしょうか。1期の引きでは唯ちゃん圧倒的な可愛さがありましたなぁ。大抵の主人公は澪かあずにゃんにするところをあえて唯ちゃんにしたのがポイントだと思います。
んで姉貴なのにもかかわらずかなり妹っぽいなんというか合法ロリ的な何かを感じます。彼女自身お姉さんっぽくはない等身大の妹的なむしろ娘的なポジションかもしれません。
しっかしギターうまいのは不思議。
{netabare}唯ちゃんTシャツの絶妙なセンスに思わず笑いが出ますねw{/netabare}
②秋山澪ちゃん
世にも珍しい黒髪少女キャラじゃないでしょうか。
1期は清楚さとかお姉さんっぽさとかが強調されていましたが、2期では何ともお茶目なキャラに変身。
割と可愛らしいキャラではあります。髪型が以前とはちょっと変わった感じがしますがこれはこれで嫌いじゃないですね。
キャラ設定も大分ずれてる澪ちゃん意外な一面とか見られて結構満足ですね。日笠陽子さんはすごいなぁ。
③田井中律ちゃん
われらが部長りっちゃんですね。
{netabare}The Whoというイギリスのバンドが好きみたいです。このドラマーのキース・ムーンはドタバタ調のドラミングと多彩なフィル技術を持ったドラマーですね。
シンバル(金物のシャーンってなるあれです)の入れ方にも特徴がありますね。かなり良くシンバルを使うドラマーですね。{/netabare}
しかしこういうキャラ背景もありますけど、何よりキャラ設定が良かったですね。時折ちょっと見せる部長らしい笑顔とか素敵すぎます。むしろここまで恋焦がれたキャラはそうそういません。本当に好きですね。
あと弟持ちというところもグッとポイントですね。
(エルダー)シスコンですからなんというかこういうところにすごく敏感ですね。{netabare}あと料理ができる{/netabare}とか気遣いができるとかボーイッシュだとかとにかくいろいろとツボりにツボりました。佐藤聡美さん(しゅがみさん)はこういう声もいいですね。
④琴吹紬ちゃんムギちゃん
ムギちゃんですね。一貫してお嬢様キャラですね。ですけど2期になってからかますます可愛くなったと思いますね。
{netabare}何にせよりっちゃんとムギちゃんの一緒に買い物する回は何回見たかわからないくらい見てますねwいやはやこの回は本当に可愛いです。{/netabare}
あと服のセンス的に彼女が一番ファッショナブルに描かれている気がします。何にせよ2期で爆発的に可愛くなったキャラです。
キーボードってバンドで必要なのかということなんですが結構3ピースバンド(3人でやるバンド)は音がスッカスカになって全体的に音の重みが弱くなる部分があります。その部分を補う上でキーボードはかなり重要な役目を担っているのです。
⑤あずにゃんこと中野梓ちゃん
あずにゃんは{netabare}もう後半では主人公ですね。唯と前半と後半で主人公交代している気がします。(この部分ではかなりすごいなと思いました自然に主人公シフト出来ているというところではかなり好感でした){/netabare}
リズムギターというかなんでもこなせるギタリストって感じがしますね。あと、1年サイドでの話のメインキャラなんですがなんというか健気なあずにゃんも見ていて癒されますね。
妙に舌っ足らずなところとか、結構真面目なところとか澪ちゃん2世的な部分もありますが、ツッコミサイドでは鉄板キャラですね。
ほかのキャラでも鈴木純ちゃんとか真鍋和ちゃんとか平沢憂ちゃんとかしっかりものから怠けものまで豊富です。
OPのGO!GO!MANIACとUtauyo!!MIRACLEについてはもう言うまでもなくドラムでほぼコピーしましたね。いやはやけいおん熱がすごかったのですごく楽しかったですね。
ギターもキーボもドラムもベースもコピーしましたなぁw
EDのListen!!とNO, Thank You!はシックな感じに仕上がっています。澪ちゃん(日笠さん)歌うまいですなぁ・・・
-----オマケコーナー-----
けいおんを通して音楽について
音楽とは楽しんでこそ音楽なのだと思います。
なので軽音部というひとつなんかアンダーグラウンドの部活が今の高校生の中で活発的にオーバーグラウンド化して行われているということは本当に素晴らしいことだと思います。これからもどんどん曲をコピーしたり、曲作ったりして青春して欲しいです。