いのりん♪ さんの感想・評価
3.0
物語 : 1.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
繰り返される8月1日。
記憶を失ったヒロインが主人公。
記憶を失ってるので、自分の名前もわからず、
自分を取り囲む人間関係も全くわからない主人公が、
自分は誰なのか?なんでこんなことになってるのか?を
その時々に関わる人伝えに、手探りしていく話なんだけど、
一人のイケメンとの関係性、距離感がつかめそうだな〜
という頃になると、なんらかの衝撃で、
今経験したこととは違う世界(パラレルワールド)に
紛れ込んでしまうので、
またその世界で、人間関係を確認する作業をイチから始める・・・
という話。
乙ゲー原作だそうで、想像通り、
各イケメンとのストーリーは、とりとめもなく〜〜〜;
それなりの関係を作ってきたであろうことは推測されるケド、
見てる側としては、なんとも薄っぺらい感が拭えないまま、
次の男の子のストーリーに移ってしまうので
退屈なカンジは否めない。
なんでヒロインが記憶を失ってるのか?
ときどき手助けにくる精霊(オリオン)は何?
ってことだけが知りたくて、つい最後まで見ちゃう〜゛
ってカンジでした。
絵や色彩はかっこいいし、キレイなのに、
目の色と、いっつも変わらない洋服に違和感。
背景が、思いっきり近所だったので、
「よく描けてるな〜〜」と
各回、わたしの感心ポイントはそこでした(笑;)
結局、最終話まで「なんでそうなったのか?」の
謎はわからないんだけど、
最終話を見て、乙ゲーなんだから、
ひとりひとり万遍なく男の子と関わるには、
パラレルワールドをアイデアに取り入れたのは
正解だったかも。←それで話がまとまってるから。
毎度思うことだけど、やっぱり乙女ゲーム原作を
アニメ化するのってすごく難しいんだな〜゛
と思う。