disaruto さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
哲学対談と種明かし。全章通じての総括
制作はufotableで原作は奈須きのこ氏の小説です。
ジャンルは伝記ファンタジーです。
全8巻あるうちの八巻目が「空の境界」になります。
今回の登場人物は式と幹也のみです。
時系列では八番目になります。
最後にちょっとしたネタバラシを行い、物語の補完をしています。
これにて終了ですね。
雪が降りしきる日に、黒桐幹也は4年前と同じところで再び両儀式に出会う。
以下詳しいネタバレ。
{netabare}第二章の冒頭で幹也が出会っていたのは「両儀式」という三人目の人格でした。
彼女は「式」と「織」の真ん中に位置する器ということです。
また「式」が悩まされた殺人衝動は「両儀式」のものだったようです。{/netabare}
正直これを見なくても話はつながるのですが、しめくくりの意味でも見るべきでしょう。
私は絵があまりに動かないため眠くなりましたがw
最後に「空の境界」シリーズの総括を。
全編にわたって物凄く作画が良かったです。
加えて音楽も臨場感のあるもので戦闘シーンを中心に引き立てていました。
私は原作未読だったのでわけわからん部分が非常に多かったです。
しかし、しっかり見れば必ず話が見えてくると思います。
グロテスク描写が非常に多いのでそこに耐性が必要ですが、あるならばぜひご覧になってください。
中二系バトルアニメはかなり抵抗があったのですが(私はあまりバトルアニメ好きじゃない)楽しめました。