ひげ さんの感想・評価
3.4
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
デュフフ( ´艸`)
この作品の掲げる拡張科学、科学アドベンチャー
様はSF?ってなんなんでしょう。
サイエンスなフィクション、作品によってはスペースファンタジーだったり、少しフシギだったり。
前作シュタゲのすごかったところって、秋葉原という舞台のみ、レンジと携帯電話のタイムマシンもどき、リーディングシュタイナーという地味な能力それだけで物語をつくちゃったとこだと思うのです。
SFとして綻びを感じませんでしたし、けっきょくラブだったですけど。
古典的、硬派なサイエンスフィクションでなおかつ少しフシギなお話だったと思います。
それと同じ世界を共有すると考えるとちょっと本作は荒唐無稽すぎたかと・・。
主人公の能力がそぐわない、てかまったくいらない、コンビニのねーさんの話もいらない。
一般的なSFを謳うならアラが多く、世界観と全然あってないなと。。特にスローモー?なにそれ・・ディオのスタンド能力か加速装置じゃないと意味ないぞ。
しかしそんなことは製作者も十分承知なようで後半クールから『バカ』と『熱血』で怒涛の反撃を繰り出してきます。
『時かけ』とか『ガイナ作品』でなどでみかける無理で道理をすっとばすあれです。
そこまでたどり着くための穴埋め回に付き合いきれるかどうか、もはや凄くフシギな別作品に成り果て、んなアホな!って笑って許せるかどうか、そこで評価がわかれるのかと思います。
終わりよければすべて良いというスタンスみたいです。
でもやっぱり作品の根本的なところからおかしいのは疑いようもなく。
フラウちゃんがダントツで素敵キャラなのも疑いようもない。
ロボット、DSみたいなアレと、ARくらいで余計なもの切り捨てておけばかなり面白い作品になったかとおもうのですが。
良いプロットにあとからいろいろくっつけてしまった感じもします。
部活モノから{netabare}まさかの展開で現代、高校生版のライジンオー{/netabare}この部分だけで十分おもしろかった。
もったいないです。
個人的妄想を吐露するなら彼女が登場するからには{netabare}実は近未来でもテクノロジーは絶滅していなかったパパ&ラボメン謹製とかの『超絶高性能ブラウン管』で描写速度の有利性で勝利ってのがよかった。{/netabare}数年前にそんな作品があったような気もしますが・・。