Comprends さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
チェリオーに託した想い
日本人的な深い人生哲学は、
時代劇の世界観というか、侍の世界観とよく合いますよね。
人間の本質や、世界の構造は、
何百年、いや何千年経っても余り変わりはないですよね。
最後は意外な終わり方で観る側としては残念でしたけど、
考えてみれば、
作品として完結を付けるためには最良の選択かも知れませんね。
それでも、
最後の最後で、ちょっと救われたような気がします。
しかし、
最終話のナレーションによる哲学表現は完全に蛇足だと思います。
もし、ナレーションで説明を付けなければ作者の意図が伝わらないということであれば、
連発された『チェリオー』とそれを広めたいという欲求には、
あまり意味は無かったのかも知れません。
でも『チェリオー』として表現された意地の部分は、
人生を生きる上で大切なことのように感じませんか?
考えすぎですかね……。
[評価について]
作画:絵自体はあまり好きではないですが、この作品のテーマを語るにはこんな絵が良いのかもしれません。
声優:やっぱり、ゆかりさんはいいですねw