やっぱり!!のり塩 さんの感想・評価
3.5
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ひんギャッピー!!超弩S作品に出会った~☆
■評価
ストーリー:★★☆ 2.5
演出・構成:★★★ 3.0
脚本 :★★★ 3.0
作画・映像:★★★★ 4.0
声優 :★★★★ 4.0
音楽 :★★★★ 4.0
キャラ :★★★ 3.0
■はじめに
TVシリーズや旧劇場版をみていますが、私はどちらか
というとにわかファンなので解釈が間違っているかも
しれませんがどうかご容赦を…。
■ストーリー
もう殆どの方がご存知だと思いますが、念のため…。
新劇場版:破からの続編になり、前回綾波を助けるために
ニアサードインパクトを発生させ、初号機にとりこまれて
しまった碇シンジが14年後に目覚めるが、想像をはるかに
超える世界にただただ苦悩し絶望する世界を描いた
ストーリー。
■感想
本作品は破の続編にあたる作品になりますが、破とは
うって変わって多くの謎が提起されたという印象です。
作画はいつもと変わらず素晴らしいです。
画名の通り、Q(Qucking)となっており急展開という意味も
ありますが、物語を急加速させた後の様な物語になって
おり、意図して説明がされていないため観ている側も
ただただ戸惑います。
目覚めた碇シンジを中心として、世界はNerv vs ヴィレの
人類補完計画を遂行したいものと阻止したいもので争う
世界が表現されており、なぜその様な世界になったかは
描かれていませんので、いまいち捉え処がないというのが
正直な感想です。(簡単に渚カヲルが説明してますが…)
また本作はシリーズの中で一番サディスティックいや
弩Sティックな作品で、容赦なくバンバンと様々な謎を
提起している事から最終話への繋ぎの様な役割を果たして
いると思いますが、一つの作品としてみると碇シンジを
はじめ観ているものも容赦なく突き放す様な物語です。
それこそ一見~三見さんお断りというスタンスといえば
良いでしょうか?
それでも最後にあれだけ恨み辛みの罵詈雑言をシンジに
浴びせかけていたアスカがシンジの手をとるシーンに
更なる謎と希望を見出してしまい今後の展開に期待を
してしまいます。
そうじてシリーズとしてどの様に完結させるのか楽しみに
させる作品ですが、一作品としてみるとあまり楽しめる
作品ではないです。
まだ観ていない方は最終話の公開が始まってからみても
良いと思います。
■蛇足
宇多田ヒカルさんの桜流しは本当に良い曲ですね。
サントラで何度もリピートして聞いてしまいます♪