ninin さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ばっちこーい〜!
原作未プレイ。全13話。
さわやかで優しいメロディにのせて〜始まったこの作品、乃絵の行動にすぐに引き込まれました。
造り酒屋の息子 主人公 仲上 眞一郎、ある理由で眞一郎の家に居候している湯浅 比呂美、そして何かと石動 乃絵、そして一つ年上の幼馴染 安藤 愛子の恋模様を描いた作品です。
最初はとんでもない性格しているという印象で観ていた乃絵ですが、ずーと観ていると自分に正直で真っすぐなんですね〜
眞一郎の心の声、比呂美の心の声、乃絵の心の声、愛子の心の声がすごく印象的でした。
{netabare}
もう一つ、お話の節々に出てくる止め絵がよく使われていましたね。印象には残りますがあまり多く使うと薄くなります。
{/netabare}
主人公のグタグタに振り回されるヒロイン達は観ていて切なくなります。
{netabare}
主人公の友人の三代吉が不憫でなりません。
{/netabare}
遠く遠く離れたような非日常的な作品もいいですが、こういう身近に感じる作品も大好きですね。
{netabare}
印象的に言葉は
乃絵の
「わたし涙をあげちゃったから」
そして4話で乃絵のおばあちゃんが
「誰でもってわけじゃない、とってもとっても大切な人の涙だけもらってあげることができるんだ」
{/netabare}
言葉って難しいですね。人によって取り方で心に残る印象が違います。あらためてそう思った作品です。
青春の切なさを感じる作品でしたね。恋愛作品が好きな方にはおススメです。
制作がP.A.WORKSだけあって作画は綺麗でした。
OP 優しい優しい曲です。紅葉が綺麗ですね。
ED スローテンポのこちらも優しい曲です。
最後に「あなたに幸福が訪れますように」