じま さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
世界観を生かしきれてない感
その本の読者に政府側に対して不満を抱かせる可能性がある本を武力をもって徴収しようとするメディア良化委員会に対して、表現の自由などの大義名分のもとに図書を守ろうとする図書隊が存在する世界。
なかなかおもしろい世界観だと思います。図書の取り合いで銃撃戦までしちゃうのはやりすぎだと思いますがねw
前半は良化委員会とのいざこざを描いていて、後半から恋愛√に入ります。正直恋愛モノとしても微妙です。このジャンルに必須の「障害」、ライバルや蟠り的な要素があんまりなかったので。
恋愛モノじゃないとしても中途半端です。もっとメディア良化委員会側の言い分を聞きたかったですね。勢力の対立を描く作品なんだから、両者に自分たちの信じるところの正義を振りかざして欲しかった。アニメでは完全にメディア良化委員会側が悪なので。
最終回はおれたちの戦いは(ryENDのようなものなので不完全燃焼。
恋愛が絡んでるので女子受けはいいんでしょうが、男性の方には向かないかも?(個人的に恋愛モノも普通に楽しめるはずなんですが・・・)