habanero さんの感想・評価
3.0
物語 : 4.0
作画 : 2.5
声優 : 2.5
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
究極のグロ
どう受け止めていいのか難しい。
ルーシーには角が生えているわけだけど、それを少し誇張して、人間とは認識できない化物として登場させたと仮定してみる。ルーシーの出生は明かではないが、おそらくあっと言う間に惨殺が始まるはず。それでもコウタとは出会い、化物の姿を見てコウタはカッコイイと言い、ルーシーはコウタに心惹かれていく。8年が経過して大人の化物になったルーシーは研究所を飛び出してコウタと再会し、物語は同じように進んでいく……なんて事は想像できない。結局大事なのは外見と知性って事になるのでしょう。
ルーシーを単純に超能力少女的な存在と認識した人なら素直に楽しめたのかもしれないのだけれど、人外生物と見えてしまった私には複雑なものがあります。子供を産めるわけでも育てるわけでもないのに人間と同じ形をしている気持ち悪い脊椎動物が目の前にいるのだから、きちんと化物として扱っている研究者たちの方にこそ感情移入しています。
腕や首が切られて血まみれになったとしても大してグロいとは思いませんが、ルーシーが生きているとしてコウタとの行く末を思うと、あまりのグロさに恐怖が走りました(笑)