緑川悠一郎 さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ダークフレイムマスターって黒枠師匠ってことでok?
序盤から中盤にかけてはすごく面白かった。笑えるシーンが盛りだくさん。
OPとEDの良さは随一だと思う。カラオケでうたうよω^
終盤に失速した。話をどうまとめるかに苦労したみたい。
最後には「誰!?」ってかんじのおっさんの声が入るのがネタなのかなんなのか。
終盤失速した理由を、ネタばれありで簡単に考察してみた。
{netabare}
終盤にかけて失速した理由は、中二病を完全にやめるっていう展開が重すぎたせいだと思う。
この話の最終目標は、「やっぱり中二病はやめられない!」ってことで貫くべきだった。
途中で、「中二病が六花にとって克服すべき課題」っていう構造がはっきりしすぎたせいで、展開が急にノロノロと重たく、そして説教臭くなってしまった。
だから、修正するならば、六花の周囲は「中二病が六花にとっての心の鎧であり、克服すべき課題」だと思っているけれど、それは周りの勝手な思い込みで、実際には違うっていう設定にした方がよかったと思う。
周囲の人間は中二病をやめさせようとする。
けれど主人公だけは、六花にとっての中二病の本当の意味を知っている。
こういう話の方が自分は好き。
六花は中二病でいる時、生き生きとして輝いていて、可愛い。だからその「生き生き」を、最後の最後まで活かしきって欲しかった。
それができなかったために、終盤失速したのだと思う。
{/netabare}