坂下雄一 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
GJ部のあるきかた
評価は全部3.0とします。理由は後述。
いわゆる部活系日常ものです。
でも、無いものが多いです。
戦い。ありません
恋愛。ありません
目標、テーマ、明確なストーリー。ありません
学園祭で大活躍!しません
大爆笑ギャグ。ありません
ドロドロした人間関係。ありません
露骨なサービスシーン。ありません
いつまでも続くゆるふわな日々…ありません
では、GJ部には何があるのか?
私の視聴時の様子を記します。
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①OPを聴いて、戸惑う
②3話辺りまで見て切ろうかと思う
③5話辺りまで見てキャラクターがわかってくる
④ひょっとして面白いのかと思い始め、自分を戒める
⑤肩の力が抜ける
⑥10話で笑う
⑦11話の最後に、残り1話であることに気づく
⑧12話を見終える
⑨何かを失った気がする
⑩何も失っていない事がわかる
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GJ部って慣れてくると凄い好きになる作品です。
ただ、この「慣れてくると」ってのが結構くせものです。
GJ部にはキャラクターを特徴づけるようなイベント、ストーリーがあまりありません。
下の例のような動機付けがしづらいんです。
例)6話見て、感動しちゃった。○○が好きになった。
個人的には
「見てたらなんとなく好きになった。理由はわからない」
に尽きると思います。
なので、具体的に魅力を言うのは難しい。客観性に乏しい。
褒めようと思えば
気に入ったシーンもあるし、キャラクターの魅力もある。
癒しもあるし、男心をくすぐるようなフェチもある。
話の中に、ちゃんと伏線もある。
でも、それがGJ部の魅力なのかどうかはよくわからないです。
この作品についてあえて言うのであれば、
「GJ部を見て好きになれたら楽しいし、あなたにもそうなって欲しい」
そんな作品です。
だから評価は全部3.0にしておきます。