ポケモンマスター! さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
さわがれすぎたゆえのむなしさ・・・
~ストーリー~
物心ついた時から人の心が読めてしまう主人公(琴浦はるか)
一見、便利そうなその能力によって引き起こされる惨劇とは!?
~感想等~
※酷評レビュー
放送当初、やたら「ダークホース!ダークホース!!」だとさわがれていたアニメ。
当然、何も知らない私はみなさんのレビューを観て期待が高まるばかりでした。
しかし、実際は大いに期待ハズレだったと思います。
たしかに、1話の衝撃は大きく、掴みは最高だったと思います。
『ひぐ◯しの泣く頃に』を思わせるような、キャラデザとストーリーのギャップが鳥肌ものでした。
そのまま、シリアス方面の深い内容へと進んでいってくれればもっと評価できたのかもしれませんが・・・
2話以降の路線変更ぶりは許せません。
妄想という、健全なエロスを楽しむためのキャラアニメになりさがりました。
終盤にかけてシリアスな展開へと戻ろうとするも、またここでエロス描写が邪魔をしてきます。
笑わせたいんだか、泣かせたいんだか正直わからなかったです^^;
エロス描写のせいで、緊張感がすべて削ぎ落とされるので、後半のシリアス展開はただの茶番にしか見えませんでした。
涙腺の弱い私でも、さすがにあれでは泣けませんよ。
この作品で伝えたかったメッセージ
{netabare}
・人は変われる
・言葉にしなければ伝わらない思いもある
{/netabare}
この辺もなんか、グダグダっぷりな展開に押され気味で、きもちよくは伝わってきませんでした。
途中で飽きて、切りたいと思っている視聴者の方々へ・・・
1話の鬱展開が心に残って非常に気分が悪いことだと思います。
最終話(12話)だけ、がんばって観てください!
一応、話が完結するので、胸糞悪い気分はとれると思います。
最後に良かったところを・・・
OP,EDについてです。
OPは正直、そこまで好きな曲ではなかったんですが、不思議と中毒性があり、聴いてるうちに好きになってきたように感じました。
EDは途中からちょいちょい変わり始めましたが、一番最初が一番素敵だったと思います。
『希望の花』はアニソンというような雰囲気ではありませんでしたが、歌詞を噛み締めると、とても素晴らしい曲だったと感じました。
この作品が放送された頃ぐらいから『ダークホース』って言葉が流行り始めましたよねww
みなさん、ただ「ダークホース!」って言いたいだけなんじゃないでしょうか?