じっちゃん さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

絵、名前だけでは絶対に判断してはいけない神作品。

今まで見てきた中で一番のアニメ。
最終回は泣いた・゜・(ノД`)・゜・
これは絶対に見たほうがいいと思います！

～自分なりのあらすじ～
5人の魔法少女がそれぞれの願いを叶える事によって魔法少女になり、その願いを果たそうとする魔法少女の話
願いを叶える…そして憧れの魔法少女になれる…これだけ聞くと本当に素晴らしいです。ですが、願いを叶えてもらって報われた魔法少女は一人もいません。最後は魔女に殺されて死ぬか、自分の願いで絶望して死ぬか…この二択しかないからです。中盤、終盤にかけて魔法少女の仕組みが分かってきます。そこからが神展開。

～キャラの願いと願いの行方～
鹿目まどか…1周目の時間軸ではエイミーという猫を助けるために契約をする(本編では描かれていなかった)。その世界では、巴マミと共にワルプルギスの夜によって殺されてしまう。ほむらが辿った最後の時間軸では、自分を犠牲にして、全ての魔法少女を絶望から救い、世界の法則を捻じ曲げる。そして、ほむらに自分のリボンを託し、いつかまた会える、と約束する。そして、ほむらと弟のタツヤ以外からは記憶どころか、存在すら頭から消え去ってしまう。彼女は「円環の理」として、魔法少女を救う神になった。

暁美ほむら…親友のまどかを救うため、魔法少女になるが、ワルプルギスの夜を倒すため、何度も時間を遡るが、自分の力では何度やってもワルプルギスの夜を倒すことができず、何度もまどかの死を目の当たりにする。そんな彼女は、ある時間軸でまどかから「QBに騙される前のバカな私を、助けてあげてくれないかな…」と言われ、それ以降、QBがまどかに契約をさせないよう努力をするが、今までの時間遡行のせいで、まどかの因果が大きくなり、まどかの魔女としての素質が上がりってしまう。
世界改変後…まどかの記憶を背負い、マミ、杏子と共に魔獣と戦う。

巴マミ…交通事故で瀕死状態、QBに助けられ、魔法少女としての使命を課せられる。だが、魔法少女になったことで、友達がいなくなり、家族もいなくなる、そんな彼女は、ついに魔女によって殺されてしまう。
世界改変後…まどかによって、魔女は絶望する前に円環の理へと導かれているので、魔女と戦って死ぬはずだった事実がなかったことになり、そのまま生存し、杏子、ほむらと共に魔獣と戦う。

美樹さやか…好きな男の子の腕を直し、魔法少女になる。だが、魔法少女の仕組みを知り、好きな男の子(上條恭介)に告白ができず、ついに恭介を親友の志筑仁美に取られてしまい、絶望し、魔女になってしまう。
世界改変後…さやかは魔女になってしまったので、死んでしまう事は変えられず、まどかによって「円環の理」に導かれる。そして、恭介の夢を見守り続ける。現実世界では、魔女との戦いで最後に力を使い切った事になっている。

佐倉杏子…新興宗教に勤しむ父親を救うために契約する。最初は正義のヒーローのつもりでいたが、ある日父親に自分が魔法少女で、教会に信者が大勢来るのが魔法の力だと知られる。そのせいで父親は狂い、最後には杏子を省く家族3人で無理心中。それ以降、自分の為だけに魔法を使うようになっていた。そんなある日、彼女は自分と同じように人の為に魔法少女になった美樹さやかと出会い、敵対するが、どんどん彼女を助けようと奮闘する。最終的には、自分を犠牲にして、魔女になったさやかと心中する。
世界改変後…改変後の世界では魔女が存在しないので、魔女のさやかと心中したという事実がなくなり、生存。ほむら、マミと共に魔獣と
戦う。

最初見ているときは、普通の魔法少女ものかなあ、と思っていました。
そんな考えがバカだったように最高でした。
絶対見てください！