オーウェン14 さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
とてもおしい作品
序盤のほうで一話に1回ぐらいは声だして笑ってしまった。下手なギャグアニメよりかは、こちらをお勧めしたいぐらい面白かった。一話ごとの質もわりと高レベルだと思う。なにより笑いと感動のバランスがいいと思った。若干泣いてください演出が気になったところもあるにはあったけど
OPもとてもいいし挿入歌もレベルが高い。ストーリーもなかなか引きつけられるし音無 結弦(主人公)や仲村 ゆり(戦線リーダー)の境遇などは胸に来るものがあった。
他のレビューでも指摘されているが、12話ではどうにも足らないぐらい、いいキャラがたくさんいて、終盤置き去りにしてしまった感もおしいところの一つではある。
ラストは予想できなかったし、できるとも思わないものだった。そういうことかとOPのすばらしさに気づき、その他の突っ込み所に頭がこんがらがった。
評価は賛否両論あって当然だと思う作品となった。そして自分は一応、賛のほうかな
{netabare}
自分はこの作品で圧倒的に解せないエピソードがある。それは、主人公の回想シーンでの移植カードのところ。
あのカードってみんなもってるものなの?そもそもそういう意思のある人は事前に丸つけてるし、主人公に感化されてカードに丸つけだす人々がどうにも異様に見えてしまった。
まさに過剰演出だろうと思う。主人公1人がつけても充分そういった意思は伝えられたはずで、違和感を感じずにすんだと思う。
主人公の大切な場面で急に物語から弾き飛ばされた感じがして、かなりのイメージダウンとなって最終盤に入っていってしまった。基本的には素直にお勧めする作品であっただけに残念だった。