ゆ~ま さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
最終話まで視聴済み。一応総評らしきものを。
原作関連物は全てノータッチです。
毎週欠かさず観ていました。
が・・・これも単に『俺ガイル』の影響大なわけでして・・・。
7話以降レビューせずに終わってしまいました。すみません。
ということで総評っぽいもの。第一稿です。
{netabare}
・近頃「魔王と勇者」を題材にした作品(漫画や小説等)が増えてきたな~と感じております。これもその一環かな?とは思いました。原作や関連物に手を出していなかったおかげか、軒並み物語の先が読めず、コメディやギャグ要素と相まって、基本的に楽しく視聴できました。
・レビューをしなかった理由を上記しましたが、正直に言ってしまえば、後半がダレた印象だったというのもあります。ハッキリ書いてしまえば「鈴乃が出てきてから」でしょうか。作品の世界観を描く上で「彼女とその周囲」は必須アイテムなのでしょうが、時間かけ過ぎていたように思います。
・11話、12話辺りはまた逆に面白かったので、テンション上がりましたw 「魔王さまのパンツの伸縮具合や頑丈さ」と「魔王さまが化けたちーちゃんがSFC店長を蹴り飛ばすシーン」がやたらインパクト大でしたw
・そういう意味で・・・物語としては前半と最後が高評価、中盤付近はイマイチ、というところでしょうか。
・原作の序盤のアニメ化ということなので、大家さんとかちーちゃんとか元勇者PTの2人とか、あまり掘り下げられていないような感じもしますが・・・仕方が無いことなのかもしれませんね。
・vs漆原やvs子供店長のクライマックス辺りはいかにも王道な逆転展開で、観ていて気持ちが良かったです。
・取り留めの無い総評になってしまいましたが・・・やはり中盤が勿体無かったですね。あそこをスリムに描けていたら、もう少し評価できたと思います。
{/netabare}
以下各話レビューです。
{netabare}
6話視聴後-----------
今回はうって変わって、日常+コメディな回だったように思います。しかし・・・冒頭から魔王さまの発言には引っ掛かる物が。
この作品を進める度に思うことですが・・・エミリアのが余程悪魔向きだな~とw ことある毎に聖剣抜き過ぎです。
ラスト前には新キャラっぽい娘っ子が出てきましたが~。
がんばれ、ちーちゃん! 素なのか主人公補正なのか魔王補正なのかわかりませんが、いつか想いが届きますように。
しかし・・・エンテ・イスラの方は色々ダメですね~。
勇者を使い捨てようとする者、両巨頭が消えた後の実権にしか目が無い者、権力の上の方にいながらも現実が見られない者。そんなならいっそ魔王様に支配されていた方が良いのでは?
5話視聴後-----------
基本、バトル展開メインの作品に興味がない人間なのですが・・・今回は久々に手に汗握りました。
受けるところは受け切って、そこからひっくり返す。王道ですが、気持ち良く格好良い展開だったと思います。
ちーちゃんが全てを見届け、魔王さま・勇者共に彼女に正体がバレてしまうのも良かったですね~。また眠らせてとか無粋な気がするので。
しかし・・・改めてちーちゃんは魔王さまに惚れ直してましたねw
半ば予想通り、エンテ・イスラ人間側に協力者がいましたね。勇者を亡き者にして実権を握ろうとする小悪党が・・・。これまた王道過ぎですが、安心の(?)展開w
遅れて到着した勇者PT2名様は・・・これで出番終わりですか?w いやきっと終盤に再登場頂けるものと信じております。
何だかんだでOPアニメが細かいことに最近気が付きました。以降も適宜変えていくんでしょうかね~。ロゴとかまるで某作品風で、思わず吹き出しました。
ちーちゃんの体格の良さに、少し納得。
4話まで視聴後---------
一度4話まで全て見直してのレビューになります。
過去の内容と重複あるかもしれませんが、ご容赦下さい。
(3話)
ちーちゃんと勇者さま。
意図的なものとは思いますが、色々対極的ですね~。外側も内側も。
魔王と勇者を狙う者。
どうやって正体を知ったんでしょうね。
魔力を惜しまず使えるかとかもあるんでしょうが、当の本人達ですらもキッカケが無ければ気付かなかったように思いますが・・・。
魔王さまは元の世界に戻って征服したい意思はあるようですが、何か理由があるんでしょうか? 言い方悪いですが、魔力さえ何とかできれば地球征服でも良いんでは?と思えたりもするので。
魔王とちーちゃんのデートパートは・・・面白かった。
二人にニヨニヨしつつ、それを監視する勇者&魔王部下。
展開的にも画的にも、先が読めつつも、楽しめました。特に修羅場(仮)がw
4話での勇者の生い立ちも深く関わることとは思いますが・・・『どうして魔王が人間を助けるのか』
勝手な推測推論にはなりますが、多分「立ち位置」の違いなんだろうなと思います。
(4話)
勇者エミリアの生い立ちや諸々が描かれていましたね。
おかげで何故そこまで魔王に対して憎しみを抱いているのか分かりました。が・・・。
この描写では『特殊な血筋と大人達』そして『復讐』が見え隠れしてしまって、随分歪んでしまっているような印象も受けました。深読みしてしまうと「村を焼いたのは魔族ではないのではないか?」さえ疑ってしまいます。
地下道崩落後に、エミリアが泊めてもらった同僚のお話は・・・一体何の意味があったのでしょうか? 「人は天使にも悪魔にもなれる」と言う為だけに大地震を引き合いに出さなければいけなかったのか?と。
大家さんはエンテ・イスラ絡みっぽい。ルシフェルさんが何故か地球に。恐らく勇者パーティと思われる2人も登場して、以降どう展開していくのか楽しみです。
それにしても・・・魔王と勇者の一件を(またもや?)目撃してしまったちーちゃんですが、彼女は「絶望している」のでしょうか? 少なからず衝撃は受けているでしょうし、混乱もしているでしょう。
ルシフェルさんを出す理由としては今一つ弱いと言いますか、変な気がするんですが。
1~3話視聴後----------
決してまとめて観たということではありません。
毎週1話ずつ順調に消化していたのですが、この作品だけはなかなかコメントが浮かばず。『次にしよう』と先に延ばしていたら・・・な有様です。
視聴前の印象ではもっとラブコメ要素の強い話と予想していたのですが、その斜め上を行く展開で現在の評価としましては素直に『面白い』と感じております。
正直1話Aパートを観た時は・・・「番組間違えたか?」とか思いました。元いた世界でのやりとりをもう1パート延ばされていたら、2話を観ることは無かったでしょう。
『翠星のガルガンティア』でも書きましたが・・・異世界や異文化との接触をテーマにした際、あまり描写されない点ではありますが、言語や意思疎通の問題があると思います。そういう意味では、あえて他言語で収録して字幕を展開する手法は面白いとも思えるのですが・・・字幕を追うのがつらく。ニュアンス的な部分も読み取り辛いですし。
のでAパートメインで終わってもらえて良かったな~と思いました。
1話後半~3話でのコメディ展開とたまに挟まるvs勇者でのシリアス風展開のギャップ。思った以上に庶民な生活に馴染んでいる魔王さま。どこかベクトルがスレているような魔王部下と勇者。その辺りが面白く素直に笑えますね。
そして3話での、ヒロイン(?)2人による『(一見すると)魔王さま争奪戦』が・・・。見事な噛み合わなさっぷりに笑い転げました。
前クール『修羅場』を冠したアニメがありましたが・・・それより修羅場っぽかったw
「勇者さま・・・頭固いよ」と何度かツッコみたくなることがありましたが、意外とこの娘(逆サバというのには吹きました)が話をややこしくしてるんですよね~。
ゲームやら物語では「勇者」というのは人間の光や希望みたいな描写が多いと感じますが、極端に言ってしまうと・・・基本「腕っ節が強い」だけなんですよね。かたや「魔王」というのは何かしらの方法で選ばれた魔界のトップ?なんですよね。
若干の器の違いというのは有って当然かな~?と。
ゴチャゴチャ書いて意味不明になってしまいましたが・・・そんなことも観ながら考えていたりします、と伝えたかった次第です。
{/netabare}