たくみら さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
やはり泣くことはなかった・・・
永いあいだ
観るべきか
その必要ないのか
悩みに悩んで観ました・・・
結果・・・やはりゼンゼン合いませんでした・・・
クラナド、エンジェルビーツと並び「泣きアニメ」として有名ですが、私にはこの3作品で泣くことはありませんでした…むしろその逆の感情の方が多かったです(ーー;)
こういった作品を観てよく思いますが、なぜ設定を適当に扱うんでしょうか・・・(ーー;)
そのひとつが、メンマの物理的干渉の自由さ・・・
霊ですよね!!?なんで料理できるの?なんで食事できるの?
また、100歩譲ってそれが設定だとして、あんなに物に干渉できるメンマをジンタン以外に認識させるのは簡単すぎるでしょう?
終盤前まで、見えるジンタンと見えないその他の仲間の間で色々ありましたが、あの干渉力のせいで茶番に見えてしかたなかったです。
さっさとみんなの目の前で紙に何か描かせればいいのに・・・
さっさとみんなに強くぶつからせればいいのに・・・
さっさと皆んなの前で何か食べさせればいいのに・・・
終盤までずっとそのことでイライラしながら観てました。
実際、私がジンタンの立場にたったらすぐにそうするし、皆さんもそうすると思います。高校生なんだし、それぐらいの判断力はあるでしょ?終盤でそれが解消されるわけですが、いくらなんでも遅すぎじゃないですか?
次にメンマの涙ですが、泣くのは構わないとして、床に落ちた涙がシミになるのはありえないですよね?
もうひとつ・・・あの秘密基地の電気はどこからきてるんでしょうか?
・・・など、納得いかないことはもうちょっとありますが、これだけでも十分気持ちが冷めました・・・
多少のご都合主義はあっても、それを感じさせないぐらい中味があればそれで満足できますし、感動もします・・・むしろ私はアニメでよく泣く方だと思いますし・・・(ーー;)
あと、「今から泣かせにいきます」感が強すぎてげんなりしてしまいました・・・涙を安売りしすぎです・・・。
かなり辛口レビューになりましたが、こういう「設定」にこだわらない方、気にならない方にはいいアニメだと思います。ストーリーはわかりやすいですし、登場キャラも少なくてスッキリしています。あと、EDの入り方はセンス抜群でした。