ninin さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
はいばねがいる町の不思議なファンタジー物語
全13話。
繭から生まれた灰羽(はいばね)で光輪と背中の白い羽で癖毛の主人公ラッカ、灰羽の仲間や過ごす場所、町、灰羽ではない町の人や灰羽連盟の人達とのこの世界を出来事をラッカの視点で描く作品です。
ラッカがこの世界の事が何も分かりませんので、視聴する私としてはラッカと一緒に少しずつ雰囲気を感じ取るような感覚でした。
{netabare}
羽が生えてくるところは結構リアルでグロテスクでしたね。(音、映像ともに)
{/netabare}
現代風な服装やバイクなどが出てきますので近代的ではありますが、ヨーロッパの古い感じの田舎町の雰囲気をもってます。(石畳や町並みなど)
繭から出て来たラッカは14~15歳の少女ようでしたが、他の人はもっと子供だったりしているみたいですね。
灰羽のことは物語の中でも色々と語られていますが、分からない事が多いですね。
この作品ではレキが好きなキャラです。昔からいて何もかも知っているとレキと、新しく仲間に入って来て、何もかもが真新しくとまどうラッカとのコントラストが良かったと思います。
ゆっくりとした灰羽の日常を描いていますので、大きく変化はありません。また、謎が多く分からないことが多かった作品ですが、観終わった後は気持ちが穏やかになれる作品でした。
儚い運命が待っている灰羽たちの世界を是非覗いてみてください。
{netabare}
冬の祭りの中をみんなで雪の中を駆け巡るのを観ると本当に天使のようでした。
{/netabare}
OP 音楽だけでしたが穏やかになれる曲です。作画は灰羽たちの日常を描いてます。作品が始まったかと思わせるOPでしたね。
ED 儚い感じを思い出させてくれる曲でした。
全然世界観が違いますが、私はAngelBeats!を思い出しましたね。
{netabare}
最後にこのレキの言葉が私の心に染み込んで来ました。
「今が今しかないから、この瞬間が、こんなにも、大事なんだ」
{/netabare}
レンタルのDVDで観たのですが、特典映像はあまりおススメしません^^;