「劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ(アニメ映画)」

総合得点
89.2
感想・評価
2609
棚に入れた
13645
ランキング
89
★★★★★ 4.1 (2609)
物語
4.0
作画
4.0
声優
4.2
音楽
4.0
キャラ
4.2

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ネタバレ

おかず台 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

鳳凰院凶真(♀)

「『STEINS;GATE』本編のトゥルーED、その後のエピソード」として、良い内容の映画だった。
色々思う所や言いたいことはあるが、それをなるべく書こうとするといつも通り凄く長くなってしまうので出来るだけ絞って。


簡単に言い換えてしまうと「ツンデレ(♂)とツンデレ(♀)の想定科学恋愛物語」。
穿った見方かもしれないが、少なくとも僕はそのつもりで見に行った!
序盤のお互いの照れ隠しとかヒドイね!


少し物語進行の為の舞台を整えすぎな感もあるが、無駄の無い内容。
その時や後から思い出してそれが分かる作りの作品は「考える楽しさ」があって個人的に好きなタイプ。
しかし「一年後」だけでなく、「トゥルーED直後」の様子も見てみたかった……。


本作品の主題のひとつである「クリスによる岡部の救出」と言うのは、そのままの意味以外にも岡部の本編での活躍において、クリスの立ち位置が文字通り「助手(サポート)」だったのを、(少しでも)岡部と同じ体験をすることにより、より2人を近づける意味合いもあるのだと思う。

本作品中には本編のセルフオマージュなシーンが幾つかあるけど、これもリーディングシュタイナー……ではなく、デジャヴの表現演出の一つだったんだろうなぁ。

それとは別に、パロディーも幾つかあるけど、冷蔵庫改造した後のダルの「カンペッキー」が『祝(ハピ☆ラキ)ビックリマン』のジェロの口癖ネタだと分かる人少なそうだ(苦笑)


ただ作画というかキャラデザがTV版の時からシンプルすぎてあまり好きではないと言うか……オリジナルの絵柄は細かすぎだろうけど、だからと言ってここまでシンプルにしなくても……。
見てると慣れはするんだけど……。


キャスティングは当然原作及びTV版と同じだけど、二度目の岡部の消失の後の押し殺して泣くクリス……を表現するミンゴスの演技は素晴らしかった。

投稿 : 2013/05/11
閲覧 : 232
サンキュー:

4

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