おふとん さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
脳ミソ全く使わないで観られる、目と頭に優しい良作。
初見は3年程前、当時2期が放映されていてネットで話題になっていたのが気になって、
スカイアクションは好きなジャンルだったこともあり視聴。
・・・・ごめんなさい嘘つきました、ただ単にパンツアニメが観たかっただけです(*´∀`*)
20代半ばに差し掛かろうかという成人が、夜な夜なヘッドフォンを付けて本作を観ている様は客観的に見てかなりシュールだったのではないかと・・・( ´ー`)フゥー。
内容は単純明快且つシンプル「何だかよく分からない敵と、とにかく戦う!」というもので、パンツ丸出しの魔法少女達が泣いて笑って悩んで頑張って空飛んで戦う!様を見てお腹いっぱいにするアニメです。ネウロイ(敵)の謎とか正直どうでもヨロシ。
ストライカーユニットを足に付けただけ(いや、ケモノミミとシッポ生えるけどね!)で戦う空戦シーンは、航空機によるものに比べ迫力は劣りますが、大空を飛ぶ疾走感では勝っているように思えます。
攻撃方法を安易に魔法にすることなく、基本的に実弾系の銃火器にすることで、戦闘シーンのマンネリ化を招く「必殺技」をキャラ達に与えていない(坂本少佐除く)のも良い点ですね。
空母赤城や九六艦戦等の兵器群もなかなか良く描かれています。
単純明快故に視聴者に思考を求めないうえ、頭に焼き付くような劇的なシーンも・・・・{netabare} ん?DVD版第7話の入浴シーンは頭に焼き付いてるなぁ{/netabare}・・・・無いので、パンツ以外は心に残る名作とは言い難いですが、脳ミソ全く使わないで楽しく観られる、目にも頭にも優しい良作ではないでしょうか。
以下余談
このアニメに登場する魔法少女たちは主に第2次大戦時の各国エースから名前が取られているのですが、ドイツ系のキャラがガーランドやメルダース、ノヴォトニー、マルセイユといったメジャーどころではなく、ハルトマン、バルクホルンだったのがやけに嬉しかったのを憶えています。
この2人、ドイツ空軍No.1・No.2の撃墜数(ハルトマン352機、バルクホルン301機)を誇るエースなのですが、有名なエピソードが無いうえに、戦果が全て東部戦線(ソ連機は英米機に比べ実力が遥かに下に見られていた)で挙げたものであった為、凄くマイナーな存在だったのですよ・・・
【投稿履歴】
2013/04/24 初稿
2013/09/21 改稿